今までの歴史 ~記事一覧~ - 筆記具マニアのヒトリゴト https://www.pen-select.jp 自称筆記具マニアが衝動買いした「書きやすい」「人前でも安心して出せる」「リーズナブル」な高コスパな筆記具を紹介していきます! Sun, 03 Mar 2024 04:32:52 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://i0.wp.com/www.pen-select.jp/wp-content/uploads/2022/01/wp-1641278667420.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 今までの歴史 ~記事一覧~ - 筆記具マニアのヒトリゴト https://www.pen-select.jp 32 32 200168044 【2024年最初の衝動買い】破格の万年筆 ~パイロット・カスタム74&カスタム742~ ・・だがしかし!?意外な結末つき https://www.pen-select.jp/custom74custom742/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=custom74custom742 https://www.pen-select.jp/custom74custom742/#respond Sun, 03 Mar 2024 04:32:50 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1979 おおきにです、Hikkyです!!今年最初の衝動買い・・って毎回衝動買いばかり&もうすでに初春になってますが・・。 これは去年末のお話です。いつもよくお世話になっている、アークオアシスさんで在庫処分の破格の「カスタム74」 […]

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おおきにです、Hikkyです!!
今年最初の衝動買い・・って毎回衝動買いばかり&もうすでに初春になってますが・・。

これは去年末のお話です。
いつもよくお世話になっている、アークオアシスさんで在庫処分の破格の「カスタム74」を発見しました!

なんと、全品1000円になっているではありませんか!!

カスタム74はパイロットを代表する万年筆で、金ペンの王道であり、プラチナ・センチュリー3776やセーラー・プロフィットシリーズと並ぶ、「1本持っていれば間違いない」国産メーカー万年筆の雄です。

1本一万円以上する、そんなモデルがこの価格である・・これは買うしかありません!!

注)パイロット製品は、2024年1月より一部値上げされました。
詳しくはHPをご参照ください。

筆記具一部製品の小売基準価格改定のお知らせ | お知らせ | PILOT
当社は、昨今の世界情勢による貴金属を中心とした原材料価格の上昇に対し、これまで生産効率化や経費削減を行うことで価格の維持に努めてまいりましたが、ここに至り企業努力だけでは現行価格の維持が困難となりまし...

何を買ったか??

↑カスタム74・SM<ソフト・ファイン(軟細字)>
↑カスタム742・FA<フォルカン>

今回、私が手にしたのは「SF(ソフトファイン・軟細字)」「FA(フォルカン)」の2種類です。

どちらも現代では珍しい、「柔らかい」ペン先が売りです。
現代では、ボールペンが主流で、昔ほど万年筆がメジャーではないため、筆圧の強い書き方が多いことからそれに合わせて万年筆のペン先も少しかたくなってきていました。

それはそれで書きやすいのは間違いないのですが、昔ながらの柔らかい、「万年筆らしさ」を求める方に向けて、「柔らかめ」で「しなる」ペン先が用意されています。

それが今回の「S(ソフト)」シリーズになります。

FA(フォルカン)はもっと特殊で、毛筆のようにしなる、極端に柔らかいペン先が特徴のものになります。

こちらはパイロット・オリジナルで、「エラボー」という名前で発売されている、特殊なモデルと同様、「柔らかさ」を売りにしたモデルです。

https://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/elabo/
↑パイロットさんHP、エラボー

その柔らかくしなるペン先を使って、「止め」「はね」「払い」をしっかり書くことができ、日本語の持つ美しさを堪能できるものになっています。

今まで、これを手にすることは有りませんでしたので、とても楽しみにしていたモデルでもあります。

以前から持っている、もう一つのカスタム74とその感想に関しては、過去の記事をご覧ください。

カスタムシリーズについてのおさらい

↑上から742<フォルカン>、74<SF>、74<M>

ここで簡単にパイロットを代表する万年筆、カスタムシリーズを復習しておきます。

カスタムシリーズはスタンダードな74、少し大柄で使いやすく高級感もある742、さらに大きく所有感を満たしてくれる743の3種類がメインになります。
スタンダードの他、四角いボディでレトロ感を出すヘリテイジシリーズなどの兄弟分もいますが、一般的にはこの3つになります。

すべてで14K(金含有率58.5%)のペン先を採用しており、一般的に「金ペン」と呼ばれます。

以下に、簡単に特徴を上げておきます。

カスタム74

スタンダードモデルで、5号ニブ(ペン先の大きさ)の金ペンです。
ボディも太すぎず、長すぎず、重すぎず、14金ペン先ながらも比較的固めなので、ボールペンなどに使い慣れた初心者の方が持つ始めての金ペン万年筆として、とてもおすすめです。
ペン先の種類も11種類もあり、万年筆の醍醐味を十二分に味わえます。

カスタム742

中間に位置するモデルで、10号ニブ採用の金ペンです。
74よりもボディの大きさ・ニブ共にひとまわり大きくなり、柔らかくしなやかな本格的な万年筆の書き心地を堪能できます
ペン先の種類はなんど15種類もあり、書き癖や使用用途、好みに合わせてチョイスできます。
シンプルながら装飾も美しく、金属部分も含め耐久性にも優れており、日本ブランドならではのお値段以上!の万年筆といえますね。

カスタム743

カスタム74シリーズの最上級モデルです。
15号の大きな14金ペン先は、弾力性があるしなやかで滑らかな書き心地は、マニアや書くことを仕事にするプロからも一目おかれている逸品です。
安定した日本品質で個体差も少なく、一生モノして持つなら、間違いない
万年筆としてのバランスだけでなく、ぱっと見でも大きく、存在感のある万年筆です。 

シリーズ全体の特徴

カスタムシリーズに限らず、パイロットの万年筆はそうなのですが、なんていってもその書き味インクフローがすばらしいです!
インク漏れを防ぎながらもインクフローの良い独自の機構を持つペン芯は、万年筆にありがちな書き出しのカスレがなく、ストレスレスです。

他には、いろんな書き味が選べるペン先の種類がとにかく豊富です。

F(細字)、M(中字)、B(太字)などの基本的なペン先に加え、ソフト調のやわらかいSF(軟細字) SFM(軟中字)のほか、毛筆のようなしなる書き心地のFA(フォルカン)など、日本語を書くことを考えたカスタムシリーズならではのバリエーションの豊富さです。

さらには、細部までこだわった日本ブランドならではの品質も挙げられます。
使うほどに味が出るアクリル樹脂のボディは重厚なブラックになっています。
金のクリップと合わせて高級感も半端なく、書き味の決め手になるペンポイントまでもパイロット独自に作っているため、細部にまで徹底したこだわりと品質管理で、日本ブランドならではの安定感と信頼感を持って安心して使えるのがメリットになります。

まぁ基本的にブラック一色なので、「おもしろみがない」と言われたらそれまでですけどね・・。

ソフトとフォルカン

先述の通り、時代の変化と共に万年筆も変わってきており、現在では比較的固めの、しっかりしたペン先を持つモデルが多くなっています。

もちろんパイロット・カスタムシリーズもスタンダードなモデルは例にもれずかっちりした書き味なのですが、このソフトは昔の万年筆のようにしなやかにしなります。

そのおかげで、実際に書いてみても、とても柔らかく、万年筆らしさを堪能できます。
力を少し入れると先が開いて線が太くなる他、力をいれないでもスラスラ書けたりと書く楽しさ満点です。

もちろん他の万年筆でも先をしならせて太い字や細い字をかき分けることはできるのですが、ソフトのそれは少し抜き出ています。

これがフォルカンになるとその特徴はもっと大きくなり、少ししなり過ぎでは?と思うほど柔らかく書けます。

↑フォルカンのペン先

この感覚はどちらかというと毛筆に近いのではないかというくらいです。

書いていてとても特徴的でユニークなのですが、ここまで来ると万年筆を使い慣れていない人だと力を入れすぎてペン先が開いてしまい、書けないかもしれません
むしろ、壊れてしまいます。。

よくネットで皆様が、「芯の折れないシャーペンでしか書けない人は使いこなせない」といっておられますが、真実だと思います
つまり、それくらい繊細で玄人好みのペン先ですが、その分独創的で、他に替えが効かないペンです。

鉄ペンとは対照的ですね!

このフォルカン、私の手にしたものは「カスタム742」なので「10号ニブ」と呼ばれる小型の方になります。
もう一つ、上位モデルに15号ニブのフォルカンがありますが、調べてみたところ、どうやらこちらの方が使いやすいらしいですね。
比較したわけではないので、断言できませんが、742の方がよりソフトで癖があるようです。

私個人的には、スタンダードな万年筆はいくつか持っているので、このくらいのほうが面白くて、好きです。

まとめ

パイロットのカスタム74シリーズは、ここまで触れたようにかなりのペン先タイプがあります。
今回紹介したものはどちらかというと特殊、既に万年筆を持っていて、レパートリーを追加したい人に特におすすめするもの
になります。

初めの一本、かつそれがほぼ一生モノになるのがこのカスタムシリーズですが、これだけ選べるとどんな方にもマッチしてくれます。
まさに使う人への「カスタム」。。

いかにも万年筆で書いていますという、しなりをじっくり味わいたい方はこの「ソフト」はおすすめですね!
それよりももっと万年筆で遊びたい!という方はフォルカンやウェーバーといった特殊モデルもいい選択になる
と思います。

そしてこれを書きながら、なぜこんなに安かったのか?ということを考えてみましたが、先述の通り、パイロットさんでは2024年1月より高級筆記具の価格を変更し、値上げしておられます。

プラチナさんなどは1年以上前から値上げしていたので、よく頑張っていただいたというところなのですが、この度いよいよ実施されたようです。

高いものでは5万円のものが8万円になったり、大きく価格変更されたワケなのですが、この関係で旧型の在庫処分に踏み切られたのかなと思います。

たまたま見つけたのが12月31日の話だったので、完全売り切り処分にうまく出会えたということですね!
ラッキーでした。

先日の記事で書かせていただいたように、穴場というか、お買い得なものはたまにありますので、日頃から見ているとおもしろい発見がありますよ!

追記①

フォルカンを何気なく見ていて気づきました。

「ペン先が曲がっている・・?」

写真をみていただくと気づく方は気づかれると思いますが、私の手にしたフォルカン、どうやらペン先が下に向かって曲がっているようなのです。

書いてみてしっかり書けるため、「こんなものかな?」と思っておりましたが、ネット等で写真を見てもやはり少し変。。

パイロットさんでは基本修理費と必要に応じて部品代を負担することで修理に応じていただけます。

保証なし・箱なしの現品、ノークレーム・ノーリターンの破格で買っていたため、よく見るべきではありましたが、もしペン先交換まで行かずに修理してもらえるなら本体代と合わせても、新品で買うよりも安く済みます

ということで、メーカーに修理依頼を送ってみました

また結果は追記させていただきますが、どうなることでしょうか。

このフォルカンは展示品とはいえ、多分誰も書いていないと思います。
ということは、手にとって見てみて、少し押しただけで変形した、ということになります。

つまり、それくらい簡単に曲がるほど柔らかい、ペン先と言うことが痛感しました。

追記②

預けること約2週間、メーカーさんより返答がありました。
結論は・・「ペン先交換」だそうです。

さすがに曲がりすぎていて修理では対応できないということなんでしょうか・・。

なるほど、売れ残っていた理由が少しわかった気がしますね。。
アウトレット品なので仕方有りませんが。

結局、修理費を払ってしまうと定価とほぼ同等になってしまうため、今回はとりあえず修理せずに返却してもらうことにしました。

今後、もし気になるようであれば直すかもしれませんが、一度落ち着いて考えようと思います。

参考までに、残しておきます。

・ペン先交換費用…13,000円
・修理基本工賃…2,000円
・本体価格…1,000円

 →本体・ペン先修理費用合計…17,600円(税込)

<参考> カスタム742
・(値上げ前)本体価格…22,000円
・(2024年1月現在)本体価格…26,400円

追記③

ここから書いていることはすべて自己責任の元、やったことになります。

もちろん保証も受けられなくなりますし、また根本から書けなくなる可能性もあるため、実施されるのであれば自己責任の元でよろしくお願いいたします。

メーカーより返却された後、せっかくのものをこのまま残すのもあれですので、「分解して自己修理」してみることにしました。

実施するにあたり、ペン先を外し、分解して、ペン先を伸ばす必要があります。

ネットで見ていると、ペン先をつまんで力技で引っ張ると抜けるということはわかりましたので、実施してみると本当に抜けました。

抜いたペン先を、手で少しずつ様子を見ながら伸ばしていき、修正していきます。
虫眼鏡を使いながらペン先がスリットでずれないように確認しつつ、デフォルトに近づくまで伸ばしていき・・

結果、修正しました。。

曲がっていた時に比べ、めっちゃ書き味が変わり、リアルに筆のような柔らかさになりました。

「そうか、これがフォルカン・・!!」

このように、素人ながらかなりのところまで修正できたとは思いますが、注意を払っていてもペンポイントが少しずれたのか、

 ×インクフローが異常に潤沢になりました(紙によってはにじむレベル)

書き味はかなりのところまで修正できたと思いますが、やはり素人修理は難しいですね・・。
当たり前ですが、プロに任せるのが一番です。。

とはいえ、このまままだ使い続けてますけどね。。

ということで、なかなかに楽しめた1000円でした♪

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<番外編>【実は超効率的!?】左手用マウスという選択肢 ~ELECOM EX-G~ https://www.pen-select.jp/elecom-ex-g/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=elecom-ex-g https://www.pen-select.jp/elecom-ex-g/#respond Mon, 19 Feb 2024 15:23:27 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1959 おおきにです、Hikkyです!今回は久々の番外編ということで、新作のマウスを備忘録として残したいと思います。 「マウスなんてどれでもおなじちゃうの??」「会社支給のもんでええやん!」という方、是非一度こだわったマウス・キ […]

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おおきにです、Hikkyです!
今回は久々の番外編ということで、新作のマウスを備忘録として残したいと思います。

「マウスなんてどれでもおなじちゃうの??」「会社支給のもんでええやん!」という方、
是非一度こだわったマウス・キーボードを使ってみてください。
入力デバイスは筆記具同様、いつも触れているものなので、こだわったものを使ったほうがテンションも上がりますし、いろいろ自分仕様にできて、結果効率があがりますよ!

意外と調べても出てこない、”マニアック”なマウスの実際のレビューを見ていただければと思います!
よろしくお願いいたします。

左手用マウス

パソコンのマウスを思い浮かべ、「左手用」と聞いてピンときますでしょうか??
一般的にはマウスといえばシンメトリー(左右対称)のデザインがスタンダードで、握りやすさに特化したものを
探しても右手用がほとんどです。

そのため、左手でマウス操作をする方はスタンダードな形のマウスを使うしかなく・・というのが現状でした。

そんなコアな状況の中で、なぜ左手用のマウスなのか?といいますと・・

これ、意外かもしれませんがメリット大きいです。
特に右利きの方。。

(私も右利きです)

最も大きなメリットをあげますと、右手がフリーになるので、「何かをしながら」マウス操作をすることが容易になります。
つまり、マウス操作をしながら書物をしたり、メモをとったり・・といったアナログな作業を並行することができます。

また、キーボード入力の中心は左に集中していますので、マウスが左の近くにあることで持ち替える際の時間も短縮できます。

とにもかくにも、まずは「利き手がフリーになる」ことが思いの外便利です。

↑握ってみたイメージ

左利きの方はこの恩恵を受けられないかというとそんなことはありません。
左利きの方が利き手でマウス操作するのであれば、単純に専用マウスの方が使いやすいでしょう。
全く恩恵に預かれないのは、「左利きの方が利き手でない右手でマウス操作する」場合ですが、まぁ確率は低いでしょうし、そういった方はこれをチョイスすることはないでしょう。。

以上を踏まえた上で、「左手専用マウス」と探すとほとんど出てきません。

そんな中、孤軍奮闘?していたのがサンワサプライさんとエレコムさんでした。

↑左が今回のエレコム・EX-G、右がサンワサプライ製

過去にはサンワサプライのマウスも使っており、詳しくは下記に記しますが、自分の好みの使い方に合わせるとWindowsの設定を触らないとけないのがネックでした。

ということで、もう一つあった、エレコムのトラックボール型のEX-Gというものを使っていました。

トラックボール型は場所を選ばず使えるため、便利で、やみつきになる方が非常に多いのですが、私に関しては、親指が攣ったように痛くなることと、繊細な動きができないためどうしても少し使いにくかったです。

そして結局、ノーマル型の反応のいいマウスに戻っていたのですが、そんな中2023年末に発売されたのがこの「新型EX-G」です!

EX-Gについて

↑左から新型、トラックボール型の旧EX-G、旧EX-G(右手用)

EX-G自体は元々「握りの極み」というキャッチフレーズで、手の形状を考慮した、負荷がかからず、自然と握れる「握りやすさ」が売りのマウスです。

それだけではなく、静音タイプや有線モデル・Bluetoothモデル、S~XLのサイズなど、さまざまなバリエーションを持っていて、その人にあった快適性をくれます。

その証明として、98%の医師が推奨するという、AskDoctors確認済みの商品です。

長時間握っても疲れにくく、操作もし易い上に、いろいろなボタンを設定できて、こういった特殊形状のマウスにありがちな高値もなく、非常にコスパに優れた商品として、2013年からのロングセラーになっています。

そんな人気のEX-Gに新型がでたのが2023年6月のお話です。

「手を自然に乗せるだけで使えるため余計な力がかからず、手首と指の両方の負担を極限まで抑えることを可能にした”EX-G”マウスの新モデルです。
習志野台整形外科内科 宮川一郎院長のご協力のもと、手首を動かす「腕橈骨筋」と指を動かす「総指伸筋」に着目し、マウスを動かす手の筋に最適な角度と形状を追求することで究極の使い心地を実現しています。」
(エレコムさんHPより抜粋)

この謳い文句の通り、マウスを握っていることを意識させず、自然に操作させて疲れにくくすることを目的にフルモデルチェンジしたのが新型です。

従来型よりも全体的に大柄になり、形はより立体的になりました。
そして角の少ないなめらかな形になって、シームレスになっており、「握っている」というより「置いている」という言葉がぴったりのマウスになっています。
まぁメーカーさんも「握らないマウス」といってますしね・・。

また、優先・無線(USBドングル)・Bluetoothの3つの接続方式とS~XLまで4種類の大きさを用意し、用途や手の大きさに合わせて選択できるのも従来どおりです。
しっくりくるためにはサイズも重要ですから。

さらに、色も黒・青・白と3種類あり、バリエーションとしてはかなりのものになります。

https://www.elecom.co.jp/news/new/20230912-02/
(エレコムさんHP)

そして今回は「静音タイプ」に統一されたようで、音の少ない静音クリックになっています。

このように、EX-Gらしいいいところを受け継ぎつつ、全体的により疲れにくく、より洗練された形にブラッシュアップされたのが、今回の新型ということになります。

↓新型と従来型、それぞれの握ってみたイメージです

↑新EX-G(左手用)
↑旧EX-G(右手用)

レビュー

↑グローバルパッケージに日本専用箱を組み合わせた、凝ったパッケージング

イイところ

実際に握ってみると、さすがというべきか、とてもしっくり来ます。
新型になり、以前の「握りの極み」と呼ばれていたモデルに比べても手首の位置も含めて自然な感じで握れます。

確かに長く使っても疲れにくい感じは受けます。

クリックに関しても、静音仕様というだけのことは有り、仕事場で使っていても静かに使えます。

握っている自然な位置に、「戻る」キーなどを充てられるボタンもついており、ブラウジングの際も便利です。

このボタンは、「エレコムマウスアシスタント」という専用アプリを使って、好きな動きを当てはめることができるため、使い勝手にも優れています。

通常、左手用マウスは、右手用マウスと同様、人差し指で左クリック・中指で右クリックという動きをします。
ただ、私の場合、現在のような非対称エルゴノミクスマウスのなかった時代から左手で使っていたため、左手の操作も右手と同様のクリックを使います。
つまり、左手中指で左クリック・人差し指で右クリックをします。

この場合だと、Windows上の設定で変更する必要が有るため、マウスを変えた際は設定を触らないといけませんが、エレコムマウスはその必要がなく、一度設定してしまうとUSBドングルを差し込むだけでその設定が適用されるため、非常に便利です。

気になるところ

このように、筆記具で言うところの「パイロット ドクターグリップ」のようなマウスですが、もちろん気になる点もあります。

まずは、「大きさ」です。

全体的にとても大柄で重たいです。
とても持ち歩きには適しておりません。

コンセプト通り、「デスクトップPCで長時間使う」方におすすめです。

また、大きく、握って操作するため、パッケージにも記載のある通り、自身の手のサイズをしっかり測り、”合った”サイズをチョイスすることをおすすめします。
↑ここ重要です

次に、「クリック位置とその反応」です。

先程のちょうどいい大きさにも関係するのですが、基本に忠実に”しっかり握って先の方をクリックする”という操作をしないと、クリックが誤動作することがあります。

どういうことかというと、私は握った感じを重視して少し大きめを買ったのですが、デスクに手首をつけながらつかむように持つと、指が最先端まで届かず、スクロールの横あたりをクリックすることになります。
この場合、たまにですが、人差し指側のクリックの入力が優先されてしまうことや、反応しないことがあります

しっかり包むこむように握って、エグリの有るクリックするべき位置をクリックすれば問題ないのですが、気になるときがあります。

最後に、「操作性」です。

エルゴノミクスマウス全体に言えることかもしれませんが、通常のマウスとは形がちがうため、使い始めは違和感を感じます。
また、少々繊細な操作がしにくいため、絵を描くなど、細かな操作の必要となるシーンでは微妙かと思います。

総評

↑デスク配置のイメージ

以上のように、総合的にみれば使いやすく、かつ疲れにくいのは間違い有りません。
高級品のエルゴノミクスマウス、それでいて安心のメーカーもの、それでいてこの実売価格はお買い得
と言えます。

ただ、先述の通り、少し操作性に癖はありますので、できれば実際に店舗等で握ってみていただき、「癖がある」ということをわかって使っていただければいいかなと思います。

あと、今回のように「左手用」はとってもレアなので、その点だけ見ても非常に価値はあり、エレコム様ありがとう!!って思います!

「左手マウスなんて使えへんわ!」って方も、ぜひ一度使ってみてください。
最終的には「慣れ」なので、はじめは使いにくくても使えるようになります。

特に右利きの方、思いの外、便利ですよ・・?

↓通常の右手用はこちら

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【魔性】病みつきになる書き心地、芯ホルダーのススメ ~ロットリング・ラピッドプロ~ https://www.pen-select.jp/2mmsharp-rotring/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2mmsharp-rotring https://www.pen-select.jp/2mmsharp-rotring/#respond Fri, 29 Dec 2023 12:39:35 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1900 おおきにです、Hikkyです!!早いもので、いよいよ年末ですね。皆様、やり残したことはありませんか?? 私も持っている6本の万年筆を、年に1回掃除しているので、年が明ける前にきれいにしておきたいと思います。 私も今年の目 […]

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↑ロットリング・ラピッドプロ

おおきにです、Hikkyです!!
早いもので、いよいよ年末ですね。
皆様、やり残したことはありませんか??

私も持っている6本の万年筆を、年に1回掃除しているので、年が明ける前にきれいにしておきたいと思います。

私も今年の目標の一つとして、「長く使えるものを買う」というものを掲げていました。
今年もいろいろなものを試してみたいということで、お小遣いの殆どを費やしてきましたが、「衝動買いでない本気の1本」を選んでみたくなり・・

そんな中、選択したのはかねてより気になっていた、こいつです!!

どれをチョイスしたのか? なぜそれを??

↑ロットリング ラピッドプロ2.0

そう、かの有名な「ロットリング」です!!

なぜロットリングなのかというと・・
「書きやすいシャーペン」でGoogle先生に尋ねてみてください。
大抵ロットリングが入ってきます。

見た目はいたってシンプル、変哲もない普通の製図用シャーペンに見えます。
正直、今年発売された「モノグラフ・ファイン」の方が個性的で書きやすそうに感じます。

しかし、常日頃私は、ロングセラーのものは何らかの形で長く支持され続けるからこそロングセラーとなるわけで、理由がきっとあると思っています。

ということで、やはりボーナスを費やすならこれしかないでしょう!!と選択した次第です。

ただ、シャーペンについては先日もモノグラフファインを買ったところでもあり、どうせなら少し特殊なものを、と思っていたところ、さすが大御所・ロットリングさん。
あるではないですか、特殊モデル。。

その名も「ラピッドプロ 2.0mm」です!!

ロットリング ラピッドプロについて

ロットリングのペンシルは大きく分けて「プラスチック製」と「メタル製」があります。
そして、最もベーシックなモデルから300、500、600・・とモデル名が変わっていき、数字が増えるほど金属製で重厚感のあるモデルになります
その中でも少し特殊な、耐久性に優れた全身フルメタルボディのプロ仕様が「ラピッド・プロ」です。

ラピッドプロは持った時にほどよい重量感があり、手の中で安定するよう設計されています。
グリップ部分は滑り止め加工がされ、しっかり握れます。
そのあたり、さすがプロ仕様。。

↑ローレット(溝)加工がされたグリップ部分
↑鉛筆の芯と同じ太さの芯がでてくる
↑芯を格納するとフラットになり、胸ポケットに挿しても汚れもつかない
サイズ

長さ 145mm / 軸径7mmΦ / 重さ25g

未使用状態の鉛筆並みの大きさで持ちやすいです。

特徴

特徴としては、詳しくは後述しますがメカニカルペンシルのようにノックするたび芯を一定量出すことができ、調節しやすい設計になっています。
また、ホルダーのノックキャップ部分には芯シャープナーが付いており、芯を削ることができます。

なんとなく想像に容易いと思いますが、これを使って削ると中が粉だらけになりますので、もちろん使っておりませんが。。

↑ここに芯を入れて削ります

ロットリングの象徴的な六角形ボディは、ビジネスシーンにも映えるデザイン。
他のシリーズは鋭角な六角ですが、このラピッドプロは少し丸みを帯びた形でメカニカルの中にも柔らかさを感じ、シンプルなボディにトレードマークでもある「赤い輪」がアクセントカラーとなって目を引きつけます。

同じデザインのボールペンとセットで使ったり、他のシリーズと合わせて芯の色や太さを分けて何本か使うのもオツです!

芯ホルダーについて

↑芯ホルダー(ロットリング2.0mm)と一般的なシャーペン(0.5mm)

今回の名前にもある、2.0mmというのは、芯の太さのことで、一般的な鉛筆と同じ太さになります。
この芯を使うメカニカルペンシルは、「芯ホルダー」と呼ばれます。

芯ホルダーには、有名なところでは三菱鉛筆さんのUNIシリーズの芯ホルダーがあります。
他にも、同じく三菱さんの「フィールド」や、ステッドラーさんのマルス・芯ホルダーなどがありますが、ここではとりあえず割愛させていただき・・

芯ホルダーとは、「鉛筆の書きやすさと芯の折れない信頼性、メカニカルペンシルの利便性を両立したもの」ということになります。
2mmホルダーは、線の太さや濃淡をつけやすい鉛筆のような描き心地で、いつも同じような書き心地で使い続けられるため、絵画やイラストを始め、アイデアを出す時やスケッチする時にも最適です。

また、先端が丸くなってきて、芯を削って尖らせたい場合でも、鉛筆だと軸ごと削るのでどんどん短くなり、重心も変わって書きにくくなっていきます。
しかし、芯ホルダーの場合芯だけを削るため、そういったことがなく、芯の限りなく最後まで同様の使いやすさのまま使うことができ、コスパに優れ、とても「イイ」です。

↑画像の削り器は北星鉛筆さんの「大人の鉛筆・削り器」です。 このように芯を挿して、芯だけを削ります。

そういった鉛筆とシャーペンのいいとこ取りのような魅力があるのがこれです。

数年前一世を風靡した北星鉛筆さんの「大人の鉛筆」シリーズも芯ホルダーと言えると思います。

↑せっかくなので並べてみました 左から北星鉛筆・大人の鉛筆・和風、三菱鉛筆・芯ホルダー、ロットリング・ラピッドプロ

そんな芯ホルダーは、「ドロップ式」「ノック式」と大きく分けて2つのタイプがあります。
それぞれ、簡単に触れておきます。

ノック式に至っては特に説明もいらないのではと思いますが、通常のシャーペンと同様、ノックをした分だけ芯が出てくるタイプです。

もう一つ、ドロップ式は芯ホルダーならではの特徴で、馴染みのない人も多いかと思いますが、ノックをしたとき、芯を挟んでいるストッパーが開いて、芯が出てくるタイプのものになります。
つまり、ノックしてストッパーを開いている間は芯がすとんと出きってしまうため、注意が必要です。
ただし、その分好きなだけ芯を出すことができるので、まさしく「書くこと」をメインとするプロのための仕様とも言えますね♪

一般的に芯ホルダーと言われるとこのドロップ式が多く、ノック式は少数派です。

今回のロットリングはその少数派のノック式のため、芯ホルダーに慣れていない方でも単純に「太いシャーペン」として使うことができます。

ロットリングについて

1928年、ロットリングはドイツでバウハウスデザインスクールの造形が美術や建築に色濃く反映された時代に誕生しました。
その後、戦争による工場の焼失などの損害を受けながらも、創始者/ウィルヘルム=リープの「正確な線こそ美しい」というこの情熱と信念に燃えた物作りにかけたコンセプトは次々に世に送り出す全ての商品に継承されていきます。

そしてトレードマークである「赤い輪」は信頼の印として世界中に定着し、ロットリング・ブランドは世界中に愛され、世界No.1の地位を確立しました。

その操作性、精密性・ミニマルなデザインで、プロに選ばれる「考えを練るツール」として、世界的に高い信頼を得ています。

厳しい精度と機能に培われたロットリングのテクノロジーは製図・デザイン分野だけにとどまらず、一般筆記具は数々のデザイン賞を獲得し、今も成長を続ける、老舗でありながら先進性のあるブランドとなっています。

ロットリングの種類

一見すると全て同じに見えるほど完成されたデザインのロットリングシリーズは300に始まり、500・600・800と兄弟分がおり、他にも今回のラピッドプロとラバーグリップを持ったティッキーシリーズがあります。

シリーズについて、簡単に触れますと・・

  • 300シリーズ…300は全身樹脂製で、軽量ボディによる使いやすさと軽い書き心地が楽しめます。ペンシル(シャーペン)のみ。
  • 500シリーズ…500はグリップ部分がメタルになり、低めの重心と滑らないグリップでしっかりと握って書くことができます。こちらもペンシルのみ。
  • 600シリーズ…中心となる600は全身が金属になり、重厚感と高級感を両立しています。その分耐久性もあがり、長く使うことができます。
    ペンシルだけでなく、赤・黒のボールペンとシャーペンが一体になったマルチペンやボールペンもあります。
  • 800シリーズ…上級の800は600と同じく全身金属ですが、先端パイプ部を収納することができ、携帯性に優れています。
    また、出し入れも回転式を採用するなど、上級モデルらしい所有感を満たしてくれるものになっています。
    こちらもペンシル・ボールペンに加え、スマートフォンやタブレットにも書ける「スタイラス」モデルもあります。

このように、それぞれに個性があり、予算や使い勝手によって好きに選べるのも魅力です♪

実筆 ~実際につかってみて~

さすが。。

その一言に尽きます。

とはいえ、これでは面白く有りませんので、もう少し書きます。

今回私がチョイスしたのがラピッドプロの金属ボディなので、手に取った瞬間の感想としては「重。。」でした。

しかし、製図用ペンとして定評があるだけのことはあり、非常に文字が見やすく、書きやすいです。

また、今回の金属ボディは重みを生かして万年筆のように力を入れずさらさら書け、特にこの2.0mmの芯と相性がいいと感じます。

欠点というか、気になる点としては、実際に手にすると少し重すぎると思う方もいらっしゃるかと思います。
さらには、重心が中央くらいに位置しているため、バランスが後ろ寄りになり、書き続けていると気になる部分もあります。

ただし、重量感は人それぞれなので、重すぎると感じる人はプラスチックボディの300シリーズなどをチョイスすればいいと思います。

まとめと、替え芯について

ここまでいろいろ書いてきましたが、簡単にまとめますと、

「芯ホルダー(2.0mmシャープ)は鉛筆の書き味とシャーペンの実用性を兼ね備えた至高の筆記具」
(書くということに特化したアイテム)
「ロットリングは製図用シャープを極めた、玄人にも好まれる信頼性のおけるツール」

ということになります。

特別な機構を有することなく、シンプルで長く付き合える、相棒のようなツールを求めている方にはいい親友になってくれることと思います。

芯ホルダーは機構がシンプルで単純な分、壊れにくいですしね♪

↑分解図。ご覧の通り、とてもシンプルにできている

替え芯についてですが、今回私は芯に「大人の鉛筆」の替え芯を入れています

シャーペンの芯は黒鉛にポリマーを混ぜ込むことで耐久性を持たせています。
そのため、会社によって配合率が変わるので、その分書き味がそれぞれ異なります。

今回、ロットリングに標準装填されていた純正品は、全体的に色が薄めで、しゃりしゃりした書き味に感じました。

個人的にはファーバーカステルのスーパーポリマー芯が非常に鉛筆っぽくて好みであり、パイロットのグラファイト芯もとても好評なのですが、現時点で手持ちがなく、手元にあったのは北星鉛筆の「大人の鉛筆」の替芯だけでした。

せっかくなので、それに入れ替えてみましたが、さすが老舗の鉛筆屋さん、非常に鉛筆らしいきれいな書き味で、色も濃く濃淡がしっかり楽しめるようになりました

このように、特に太字であるがゆえにより純粋に芯を楽しむことができるため、せっかくなのでいろいろな芯を試していただき、心行くまで芯ホルダーの世界を堪能してほしいと思います♪

今年はたぶんこれ以上かけない気がしますが、また来年早々こそは「まとめ」の記事も書いてみたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!!

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【モノグラフファイン】モノグラフの最新作は今年最後の大物!! 「いいシャーペン」がほしいならこれ!? https://www.pen-select.jp/monograph-fine/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=monograph-fine https://www.pen-select.jp/monograph-fine/#respond Sat, 09 Dec 2023 15:46:59 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1862 おおきにです、Hikkyです。年末に向けて書き残しているものの一つになります。 今回のものはどちらかというと衝動買いに近かったです。何気なく売り場で目にして、「こんなのもでたんや~」くらいの軽い気持ちでしたが、実際に手に […]

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おおきにです、Hikkyです。
年末に向けて書き残しているものの一つになります。

今回のものはどちらかというと衝動買いに近かったです。
何気なく売り場で目にして、「こんなのもでたんや~」くらいの軽い気持ちでしたが、
実際に手にとって試筆してみると、「めっちゃ書きやすい!!」と思い、手にしたものになります。

そんな一品が・・・この「モノグラフ・ファイン」です!!

モノグラフ・ファインのこだわり

モノグラフシリーズは、ボールペンもシャーペンもあり、最近では様々なレパートリーが出ておりますが、元々の初代はシャーペンです。

私も過去の記事でも触れたように、「モノグラフ・ワン」「モノグラフ」「モノグラフ・ゼロ」「モノグラフ・ラバーグリップVer.」など、さまざまなMONOを持っています。
これも、「書きやすさ」と「MONO消しと同じストライプデザイン」に惹かれたからに尽きます。

それぞれ、各モデルごとに書きやすさに違いはありますが、シリーズ全体の中で一貫して言えるのは、製図用シャーペンに通じる長いパイプによる、書いている文字の見やすさと安定感に優れていることがあります。
その中でも特に「ZERO」は、グリップもメタルになり、0.3mmの細字がメインになるほど、「精細に書き、精細に消す」ことに特化しています。

今回の「FINE」はそんな製図用シャープゆかりの書きやすさを持ちながらも、さらに「使いやすく」「高級感のある」仕様にしたものになっていました。

✔FINEのこだわり① 素材

まず、素材の本体は金属部分とプラスチック部分に大別できます。
そのうち、金属部分はグリップ部~先端にかけて使われており、書き続けるときの疲労感において重要となる「低重心化」に一役買っています。
軸部分のプラスチックも、決して安っぽくなく、私の手にしたシルバーも落ち着いたマット調の鈍い輝きになっており、高級感があります。

↑全体的に落ち着いた、上質な雰囲気でまとめられている。グリップ部は特殊塗装
↑プラスチックのメインボディに、金属性のグリップ部をドッキング

メタル部分は、TOMBOさんが「ソフトフィール塗装(触感塗料)」とよぶ加工がされており、冷たい金属むき出しではなく、まるでラバーコートされているような、革製品を触っているようななんとも言えないしっとりとしたいい触感を味わえます
しかしながら、冷たい気温の元で触ると冷たいあたり、ちゃんと金属です。
ラバーのように、擦り傷がついたり、ベタつかないのもメリットです。

グリップ部の形はモノグラフシリーズでおなじみの形になっています。

✔FINEのこだわり② 先端までの形状

↑ソフトフィール塗装のされた触り心地のいいグリップ部

詳しくはTOMBOさんのHPにも載っていますが、金属部分はグリップ部より先端まで、なんと4種類もの太さを変えて作られています。

なぜこんなにも凝っているのかというと、「書いている文字が見やすいように」なっているそうです。

少し試して見ましたが、たしかに通常の製図用シャープと比べて、パイプ部が長いことによるメリット以上に、紙面の書いている文字が見やすいように感じます。

また、ぺんてるさんの「スマッシュ」などと同様、グリップ部~パイプ部までを一体成型していることで剛性感が増し、ペン先のガタつきやブレもすくなり、
低重心なことと合わせて非常に書き続けやすくなっています。

↑モノグラフ・ブラザーズ 上からZero、FINE、モノグラフ

せっかくなので、兄弟分?でもある、ゼロや無印モノグラフを並べてみました。
こうしてみてみると、いかに今回のFINEが凝った形であるか、よくわかっていただけると思います。

✔FINEのこだわり③ 消しゴム

↑回して消しゴムを繰り出します

元々、MONOといえば消しゴム。
そしてMONOグラフといえば、その血統を引き継ぐ?ものとして、代々消しゴムにもこだわりを持ってきています。
通常、シャーペンに付属する消しゴムといえば、「とりあえず消えればいい」という”付属品”のものが多く、MONOグラフのように、「消しゴムも主役」(消しゴムだけでもしっかり使える)のものは多くありませんでした
(MONOグラフシリーズはMONOの消しゴムを搭載しています)

今回、FINEになってもそれは変わりません!!
しっかりと精細に書けることを目的としていることもあり、精細に消せるように、細いタイプのMONOが搭載されています。

この細タイプは、同様に精細に書けるMONOグラフのプロ仕様と言われた、「Zero」にも搭載されていたものよりも太いですが、ノーマルのMONOグラフよりも細く、「スタイリッシュでかつ、実用に足る」そんないいとこ取りをした、絶妙な設計になっています

↑消しゴムたち。上から同じく、Zero、FINE、モノグラフ。

しかも、消しゴムとして使うときはノック部分がロックされ、ゴシゴシ消しても芯が出たり引っ込んでしまうなんてことも有りません。

以上のように、「高級シャープらしい高級感」「剛性のしっかりしたブレのない書き味」「しっかり使える消しゴム」と、今までになかった高級感と実用性を兼ね備えた、”外さない”シャープがこのFINEです♪

感想

実際に書いてみると、たしかにブレが少なく、しっかりした書き味です。
今回は0.3mmと0.5mmがありますが、0.3mmをチョイスしました。

今まで0.3に使っていたパイロット製2Bを入れて書きましたが、ドクターグリップや同じMONOグラフのZeroと比べても剛性感があり、芯が折れずに書けます

そして、謳い文句通り、書いている字も見やすく、「なるほど、これはうまく設計されている」と痛感するペンになっています。

肌触りのいいグリップ部も噂通りで、無意味に撫で撫でしてしまう心地よさがあります。
・・とはいえ金属なので、この寒い季節にはほんのり冷たいのは玉に瑕ですが・・。

願わくば・・・

最後に、せっかくなので気になった点も少し上げておきます。
こちらはあくまでも私が個人的に思った部分なので、少しヘンタイ目線になるため、皆様が思われるかは別だということはご了承ください

まずは、「自動芯出し装置」です。

最近、高級シャーペンにおいてトレンドになりつつある、自動芯出し装置。
各社のトップモデルに使われることが多くなってきていますが、今回FINEを高級品として位置づけるのであれば、有ってくれたらよりいいな、と思う装備です。

それか、もしくはパイロットさんの言うところの「フレフレ機能」ですね。
ボディを上下に振ることで芯が出てくる、あれです。
MONOグラフには搭載されており、意外と便利なのです。

この2つは、書き続ける際にあるととても便利なものになります。
安定して書き続けられるFINEだからこそ、書き続けることをサポートしてくれる機能があると便利だなと感じた次第です。

しかし、これらを搭載するにはメカニズムが必要となり、今回のFINEには消しゴムロック機能がついているため、現実的には現時点では難しいでしょうね・・。

最後に


繰り返しになりますが、今回のFINEは「高級感」「ブレのない書き味」「使える消しゴム」と、今までになかった高級感と実用性を兼ね備えた、”外さない”シャープペンです。

デザインが少し地味に見えますが、落ち着いたマットなデザインはビジネスユースにもおすすめで、2023年最後を飾るにふさわしい大物だと思います。

人にも自分にもプレゼントなどで、何にしようか悩んでいるならこのFINEはきっと後悔しない買い物になると思います!
ぜひ、店でディスプレイされている今のうちに手にしてみてください!!

↑気になる方は見てみてください

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【ユニボールワンP・限定】売り切れ必至!?2023年最後の大物はとってもキュート!! https://www.pen-select.jp/uniballonep-limited2023/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=uniballonep-limited2023 https://www.pen-select.jp/uniballonep-limited2023/#respond Wed, 06 Dec 2023 15:05:12 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1817 おおきにです、Hikkyです。早いもので、もう年の暮れが近づいてきました。皆様、やり残したことはございませんか??私はというと、ネタはあるんですが、まだ書けていないのでぜひとも書ききってしまいたい、と思うこの頃です。。 […]

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おおきにです、Hikkyです。
早いもので、もう年の暮れが近づいてきました。
皆様、やり残したことはございませんか??
私はというと、ネタはあるんですが、まだ書けていないのでぜひとも書ききってしまいたい、と思うこの頃です。。

そんな2023年最後に、三菱鉛筆さんがやってくれました

なんと、かのユニボールワンPに数量限定の新色が出たのです!!

実は発売の情報自体は早々にゲットしており、発売日当日にモノは手に入れていたものの、ここでお話できておりませんでした(> <)

ということで、ご紹介です!!

限定カラー

今回発売された限定カラーは、「コハクトウ(琥珀糖)カラー」と呼ばれる、はやりのパステルカラーです。
(商品の詳細はこちら:三菱鉛筆さんURL

ユニボールワンPについての詳細は、過去の記事をご覧ください。

ラフランス(薄い黄緑)・ヨーグルト(クリーム色)・パパイヤ(薄い黄色)・さくらんぼ(サーモンピンク)の全部で4色あり、いずれも今までのノーマルカラーよりもはっきりしており、「ころんと、可愛い」のコンセプトにベストマッチしていると思います。

↑限定を二つ並べてみました。左から「さくらんぼ」、右が「ヨーグルト」
↑ステッカー
↑上がノーマルのクリップ、下がゴールドクリップ

そんな中でも、ラ・フランスとヨーグルトの二本は過去のユニボールワンの限定にもあった、「ローズゴールド・クリップ」になっています。
クリップのみがゴールドであった前回と異なり、今回のPは、ペン先部分もゴールドになっていて、オシャレ度と高級感がぐっと上がっています。
セレブですね~。

↑上がゴールド、下がノーマル

元来のPのもつ可愛さと、ゴールドの組み合わせは、見た瞬間に「おっ、いいの持ってるね!!」となります。
これはぜひとも実物を見ていただき、ノーマルと違いを感じてみてほしいです!

くどいようですが、他の追加カラーももちろん素敵ですよ♪

感想とまとめ

書いてみた感じは、さすがの書きやすさです。
色が変わっただけで中身は同じなので、あたりまえではありますが・・。

それでも、色が変わると気分も変わる、書いていてノーマルモデルよりも少しテンションが上がる分、書きやすく錯覚します。

せっかくなので、今回の限定のPと兄貴分?のユニボールワンFを並べてみました。

↑左がノーマル・ユニボールワンF、右が限定ユニボールワンP


Fの方が「冬」をイメージした色であることもありますが、質実剛健な雰囲気なのに対し、Pはぐっと存在感が増します。

そう、文房具って、それでいいんです。
使う自分のテンションがあがれば、それだけで存在価値があり、手にする価値があるのです!!

ということで、今回のP・限定は、女子にもおすすめの一品であり、売り切れは必須ではないかと思っております。
気になった方は、早めにチェックした方がいいと思いますよ!
お店によっては在庫を切らしているところもあるそうですので・・。

強いていうのであれば、もう少し価格が安かったらよかったかなと思いますが・・・。
そういう方はゴールドクリップでない方をチョイスすれば間違いなし!!ですね♪

また素敵な文具が出たらチェックしていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。

追記

↑並べてみました 左からノーマルのF、限定アーキテクチャカラーのF、限定ローズクリップのP

そしてこの記事を書いている間にも、兄貴分(?)のユニボールワンFにも限定バージョンが。。

その名も「アーステクスチャカラー」です。

今回私が手にしたのは「ソルトレイク・ホワイト」です。
他にも青・グレー・ピンク・グリーン・ベージュと全部で6色あり、ベースとなる落ち着きのある色に細かな色の粒を散りばめることで、
天然石のようなイメージを作っています。

以前にも、トンボさんのモノグラフ・限定バージョンとして、シアストーンカラーがありましたが、あちらよりもぐっと大人びて見えます。
元々、F自体がつなぎ目なども見えにくい、きれいなボディをしていることもあり、余計に自然できれいに見えます。

写真ではすこし分かりづらいかもしれませんが、見ての通りきれいな粒がみえます。

三菱さんによると、1本1本柄が違うとのことで、店頭で選ぶ楽しさもありますね!

もちろん、「F」ならではも書きやすさも申し分なし、です!!

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【Hikky’s Collection】2024年手帳はこいつに手を出しました!! https://www.pen-select.jp/2024-diary/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=2024-diary https://www.pen-select.jp/2024-diary/#respond Wed, 29 Nov 2023 14:12:40 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1841 おおきにです、Hikkyです!! 今年もこの季節がやってきました。そう、手帳のシーズンです!! どんな方でもほとんどの方が「自分の中での定型」をもっておられ、始まり月や月間・週間など、使いやすい型が決まっておられるかと思 […]

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おおきにです、Hikkyです!!

今年もこの季節がやってきました。
そう、手帳のシーズンです!!

どんな方でもほとんどの方が「自分の中での定型」をもっておられ、始まり月や月間・週間など、使いやすい型が決まっておられるかと思います。

私はその中でも、「月間スケジュール」が中心で、少しのノート部分があればいいというタイプです。

そして年末が近づいてくると、「どんなのがあるかな~?」と書店めぐりをするのが楽しみの一つとなっており、今年も散々悩んだあげく、これ!というものにしました。

ちなみに、昨年(2023年)のダイアリーはこちら

今回選んだのが以下のモノです!!

今回セレクトした手帳

クレイドというブランドの「Fleek Diary B6」です!!

初めは例年通り、Campusのダイアリーにしようかと思っていて、一応確保していたのですが、
どうしてももっとユニークな物が欲しいと思っており、探し続けた結果、先日いつも行くアークオアシスさんで見つけた次第です。

手に取ったときは特筆何も感じませんでしたが、よくよく読んでみると「国内最高級筆記専用紙を採用」と書いてあるじゃないですか!

↑いかにも、なラベル


中のページを確認してみると確かにインクのノリの良さそうな素材
そしてノート部分は罫線ではなく、方眼紙デザイン
デザインラフをメモするのにも適してそうです。

↑手帳部分(マンスリータイプ)
↑ノート部分(方眼紙スタイル)

加えてカバーの角には高級感を感じさせるゴールドのパーツと、肌触りのいい表紙と、なかなかに所有感を満たしてくれます。

↑説明書(心くすぐる書き方がしてあります)
↑紙の縁部分は金色に塗られており、横から見た高級感もたっぷりです

それでいて価格はよくあるビジネスダイアリーの代名詞、高橋手帳とほぼ同じくらいの価格

「これは面白い選択肢になるな」

即買いでした。

さすがアークオアシスさん。
毎度おもしろいものを置いてくれます。

システム?化

これを手に持つと、一つ思い出しました。

「このサイズなら、去年買った ロディア・マドラスと組み合わせられるんじゃ・・?」
「なら、使い切ったロディアメモの代わりになるノートも買わねば」

悪い虫が騒ぎ出しました。
メシ会代をケチって貯めた、毎月のお小遣い(15,000円)はこうして浪費されていくのです。。

そうして手配したのが、珍しい横開きの「Campus」ノートです。

いろいろ試してきましたが、Campusは書き心地にも優れており、価格もリーズナブルなことからとてもコスパに優れたノートだと思います。
鉛筆でも万年筆でもスラスラ書け、インクもにじみにくい

昔は「大学ノート」と呼んで、安物の代名詞のように扱っていましたが、一周回って色々見てるとこんなにも優秀なものはなかなかありません。
ロングセラーなのも頷けます。
最近は黒とか、イラスト柄など、オサレなデザインも増えてきたことも選びやすい理由ですね!

・・話がそれましたが、そんなキャンパスノートの、見たことのない「横型」デザインで、しかも黒色・方眼紙スタイルという、私の中では特別感丸出しの一品を、
メモ用ノートとし選択し、ロディア・マドラスに手帳と共に格納してシステム化?したものが今回の手帳、ということになります。

↑左に手帳、右にノートのスタイル

<ロディア・マドラスについての記事はコチラ>

私の選択した、「黒キャンパス・方眼紙スタイル」はコクヨのページの中でも「大人キャンパス」として定義されているものになります。

【コクヨさんのHP】

購入したときは特に感じませんでしたが、後で調べてみると、どうやらコーヒーのBOSSとの限定コラボ商品だったようで、実は貴重な品だったことが判明。
どうりでステッカーもらえたワケですね・・。

↑もらったステッカー(他にも何種類かありました)

こうなると、「次は買えないんじゃ?」と思って、使えないという貧乏性が発症してしまうのであります(><)

最後に

いかがでしょうか?

去年の手帳記事でも書かせていただきましたが、デジタル全盛のこの時代だからこそアナログが見直されているようになっています。

デジタルはデジタルの良さ・便利さがありますが、アナログにしかない利点もあります。

もちろん実用性のみを追求すればデジタルに分があると思いますが、アナログを選ぶのであればこだわりの一品を選びたいところです。

最近はステーショナリーも少しずつ「高級感」「個性」を出しているものが多くなってきています。
我々マニアとしては選択肢がどんどん広がってきており、楽しい半面、選ぶのがとても難しくなっています。

そのため、自分の中で「ここだけは譲れない」というお気に入りポイントを見つけ、その部分を活かしてくれる、特別なモデルを選択して愛用していけたら幸せですよね!

他の記事でも何度も書いていますが、同じモデルでもこれだけ個性を出していろいろ改良されるデザイナーの方はさすがの一言です。
今後も皆様にどんどんいいものを作っていってほしいと思います。

今回は以上になります!
またよろしくお願いいたします!

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【激アツ】筆記具の安い穴場スポット!! https://www.pen-select.jp/spot/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=spot https://www.pen-select.jp/spot/#respond Sun, 15 Oct 2023 15:02:07 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1764 こんにちは、Hikkyです。 今回は、番外編として、ショートなお話をさせていただきます。 正直、「これくらいならXでポストしたらええやん」くらいに突っ込まれそうな気はしますが、その点はご容赦ください・・。それ以上に本当な […]

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こんにちは、Hikkyです。

今回は、番外編として、ショートなお話をさせていただきます。

正直、「これくらいならXでポストしたらええやん」くらいに突っ込まれそうな気はしますが、その点はご容赦ください・・。
それ以上に本当なら教えたくないくらいいい情報なので・・。
(教えたくないのは自分が買える量が減ってしまうから。それくらいお得です)

これぞまさしく「ヒトリゴト」。。

では、いきましょう!!

話題の筆記具が激安で買えるお店

タイトルにもありますが、最近、発見しました。
激安ポイント。。

本当にアツいです。

では、もう結論から言ってしまいますと、その場所は・・・



ダララララララ・・(ドラムロール)


ダン!!

イオンです!!!

え?
と思われるかもしれません。

まずはこれをみてください。↓

↑最新版・戦利品

つい昨日手に入れた戦利品です。

以前、紹介しました、サラサナノです。
(サラサナノについては、こちら

サラサナノは、極細なのにきれいに書け、さらには力強く書いても衝撃をいなしてくれる「うるふわクッション」の採用と金属のペン先でしっかり書ける、サラサのプチ上級バージョンのペンです。
定価は220円。

それが、いくらだと思いますか?

その証拠はこれをご覧ください!↓

↑レシートです

汚くてすみません・・。

これを見ていただいてわかるように、50円ですよ、50円!!

ほかにもボールサインiDの替え芯が10円だったり、モノグラフ・ボールペンが50円だったり、PG-Metal350というおしゃれな製図用シャーペンが10円だったり・・

とにかくもう、破格も破格。

興奮が止まりません。。

このように、きっと商品入れ替えなどで、長期在庫になったものを価格変更しているのでしょうが、それでもこの金額はすごいです。

最近、こういったお宝を求めて、近所のイオンをめぐっては文具コーナーを漁る日々が続いております。

今イオンと言いましたが、具体的にはイオンに入っている、「イオンスタイル」の中にある、リアルにイオンのお店の文具コーナーの、大抵、すみっこに置かれています。

どちらかというと、大きな都市のイオンモールよりも、少し郊外にあるノーマル・イオンの方が見つけやすいです。
(私は京都市内よりも、それ以外のイオンを探すことが多いです。)

まとめ

ここまで、少し興奮気味でお話させていただきましたが、さすがに今までここまで安く、お得なものは見たことがありません。

とはいえ、本数も限定ですし、どの商品が安いかはそのイオンによっても違いますので、必ずしも好みのものに出会えるかはわかりませんが、「どんなものでもいいので、安く筆記具を買いたい」「お宝発掘が好き」「話題になっていたものを安く買いたい」という方には思いがけない穴場といえます。

先述のとおり、私の取り分(買えるもの)が減るので、あまり教えたくないくらいですが、せっかくなので皆様にもいい情報をお伝えしたいと思い、書かせていただきました。

イオンに行って、文具コーナーをあまり隅まで回られる方は少数派だと思いますが、一度いつも見ない隅まで見てみてください。
思いがけない出会いがあるかもしれませんよ・・?

この他にも、まだ記事にできていないネタがたくさんありますので、追々アップしていきます。
今後ともよろしくお願いいたします!!

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【限定??】ジェットストリーム・海洋プラスチックリサイクルバージョン エコとおしゃれを兼ね添えた新スタンダード https://www.pen-select.jp/jetstream-eco/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=jetstream-eco https://www.pen-select.jp/jetstream-eco/#respond Wed, 06 Sep 2023 13:35:12 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1735 おおきにです、Hikkyです!いつまでも暑いですね・・本当に毎年常に「異常気象」「過去最高」こんな言葉ばかり耳にします。世界中ではSDGsを掲げて、それに向かい相当な努力をしているのに、まだマシにならないのですね・・。と […]

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おおきにです、Hikkyです!
いつまでも暑いですね・・
本当に毎年常に「異常気象」「過去最高」こんな言葉ばかり耳にします。
世界中ではSDGsを掲げて、それに向かい相当な努力をしているのに、まだマシにならないのですね・・。
とはいえ、自分たちの子供やそれより下の世代が現状を少しでも維持できるように、自分自身でも些細なできることをしていきたいと思う今日このごろ。

また面白い一品を見つけました!
今回はその紹介になります。
よろしくお願いします(^ ^)

今回の紹介品はコチラ!!↓

三菱鉛筆 油性ボールペン ジェットストリーム 海洋プラスチック0.7 ★一部数量限定販売★

ギフト専用だった「隠れたジェットストリーム」

↑非常におしゃれな店頭販売用POP

今回手に取ったのは、元祖滑らかボールペン・ジェットストリームです。
それもただのジェットストリームではない、「リサイクル軸」を使ったエコなジェットストリームなのです!

具体的にどういうことかといいますと、ジェットストリームのペン軸を、海洋プラスチックごみやコンタクトレンズの空ケースのプラごみなどを再生利用して作られています。

元々この商品は2022年7月に環境に配慮したノベルティ専用商品としてリリースされ、「知る人ぞ知る」環境に配慮した特別なジェットストリームでした。
その幻の品を、この度海の日(2023年7月17日)に数量限定で発売した、そんな一品です。

↑今回の商品(左)とギフト限定品(右)

見た目は地味ながら限定・限定で、非常にレアな一本となっていますので、少しでも興味を持たれたら問答無用で買っておくことをおすすめします。
中身はジェットストリームなので、使い勝手も申し分ありません。
価格もそんなに高くはありませんし・・。

(三菱さんの好意で限定じゃなくなったらごめんなさい!!)

見た目チェーーーーック!!

次に、実際に手に取ってみるとどうか。に触れていきます。

↑全体図
↑本体ノック部近くには「ジェットストリーム」の文字が

軸は至って平凡、何も説明されずに渡されると普通のボールペンにしか感じません

しかし、三菱さんのHPにも記載がありますが、詳しく見ていくと随所に細かなコダワリというか、特徴があります。

まずは単純に軸。
ストレート形状のペン軸は、少しマットな感じもあってすごく自然に握れます。
シンプルなので、お手入れも簡単。

しかしよく見ると一部ボディが汚れているような模様があります。

↑よく見ると、あちこちに汚れにも見えるような模様があります。もちろんこれは個体差あり。


これがまさしく「再生プラスチック」を使っている証で、海洋ごみの一部が個性として1本1本違う形で浮き出ています。

色だけでなく、ボディ自体も従来のボールペンとは異なり、ポストコンシューマー材とよばれる廃棄された材料をリサイクルした単一の部品のみで構成されており、部品点数の少なさで「壊れにくさ」と「安定感」を両立しています
(この「部品点数を少なくして信頼性を上げるのは”カランダッシュ849”とおなじ考え方ですね)

これにより、発表当時文具業界としては初のエコマーク認定取得商品になったそうです。

↑ギフト限定品にはこのジェットストリームの商品説明も印字されていました


色も海にちなんだものとされており、元々あった、海らしい印象を受けるライトブルーや深い海を感じさせるターコイズ、夕焼け近い海をイメージしたコーラルなど、3本持っていても一日の海を彷彿とさせ、穏やかな気持にさせてくれます。

コダワリはここだけでなく、クリップ部分も柄として∞が彫り込まれており、循環や再生の象徴とされているメビウスの輪をイメージしているそうです。

このように、一見シンプルに見えながらもかなりの拘りを持って設計されているということがわかりますね♪

気になる中身は? 書き味とかは??

↑中身はスタンダードなジェットストリーム

まず、中身ですが、当たり前ながら普通の「ジェットストリーム」です。

替え芯は「SXR-7」という型式のもので、スタンダードなノーマル・ジェットストリームやαゲルバージョンと同様のものとなり、長く使えてリーズナブルなものになります。

↑実際に書いてみました

では、実際に書いてみます。

ジェットストリームらしい、スラスラとしたなめらかな書き味は改めて言うまでもないですが、先述の通りボディが一体化していることで剛性感が上がり、思っている以上に力を入れてもしっかりと書くことができます

また、先端にも特殊なことをしていないにも関わらず、芯があまりブレません
その点もしっかりかける要因だと思います。

繰り返しになりますが、ストレートな形状とマットな質感で握りやすいことと、ブレない先端と剛性のある一体型ボディで通常のスタンダードなジェットストリームよりも安定してしっかりかけるのはメリットだと思います。

使う人を選ばず、道具として「使い倒せる」ボールペンです!

総括

今回、限定商品のジェットストリームを紹介しました。
以前、初めてこの「海洋プラスチック」を見たとき、「今まで見たことないけど、ジェットストリームの新型はエラいシンプルやな~」と思っていました
その後、調べてみてギフト専用と知ったとき、「めっちゃレアなヤツやん!」と一人興奮したものでした。
その興奮した限定品を、まさか店頭で手にすることができるとは思いもしませんでした。

そんな中、改めて使ってみるとスタンダードでありながらも使いやすい、「隠れた名品」でした。

それでいて、エコを意識することもできる、まさしく時代にあった商品だと思います。

三菱鉛筆 油性ボールペン ジェットストリーム 海洋プラスチック0.7 ★一部数量限定販売★

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【年代別】おすすめ文房具ギフト vol.2 ~社会人編~ https://www.pen-select.jp/present-recommendation-2/?utm_source=rss&utm_medium=rss&utm_campaign=present-recommendation-2 https://www.pen-select.jp/present-recommendation-2/#respond Tue, 15 Aug 2023 09:18:17 +0000 https://www.pen-select.jp/?p=1687 おおきにです、Hikkyです!!今回は前回に続いて、私チョイスの年代別おすすめギフトを紹介したいと思います。前回は結局長引いてしまい、アンダー社会人までで終わってしまっていましたが、今度こそ!お待たせしてます、社会人コー […]

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おおきにです、Hikkyです!!
今回は前回に続いて、私チョイスの年代別おすすめギフトを紹介したいと思います。
前回は結局長引いてしまい、アンダー社会人までで終わってしまっていましたが、今度こそ!
お待たせしてます、社会人コーナーをいってみたいと思います!

このブログのコンセプトが基本的に「高すぎない、コスパに優れたペン」ということなので、
高級ペンを見ればきりがないことから比較的買いやすい、でも「おお~!」となる、そんなものを厳選したいと思います。
よろしくお願いいたします。

☆新社会人~20代

20代、新社会人。
社会人になって、まとまったお給料も入り、自身の持つものも今までの学生とは少し違うものをとなるはずです。
しかしながら、まだまだ初任給+αでは高級すぎるものも手が出せないのは事実。
(また日本という国では若くして高級なものをもつと疎まれる部分もありますのでね・・)

ということで、「高級に見える」「書き心地がいい」「リーズナブル!」と三つそろった、ハイコスパなものをここはチョイスしましょう!!

そんな皆様におすすめなのは、この4種!!

・サラサグランド
・プレジール
・ボールサインiD Plus
・ユニボールワンF

少し多くなってしまいました。
詳細は別の記事を参考いただくとしまして、ざっくりとしたポイントだけお伝えさせていただきます。

✔サラサグランド

これはもう私のサイトでも最もおすすめなペンとして、揺るがない地位を確立しているものになります。
サラサならではの使いやすいペンクリップと、金属ボディの高級感、ありとあらゆる替え芯をカバーするその汎用性で、どのような書き方にも、どんな方にもおすすめの逸品になっています。
カラーも限定色がたくさん出ており、プレゼント用ケースにも入っていることから自分が使うだけでなく、プレゼントにもおすすめです!

✔プレジール

社会人にもなったら、せっかくなので一本くらいは万年筆を持っていただき、その世界に触れてみてほしいと思います。
しかしながら、はじめての一本を買うのに、いきなり高級ペンをチョイスしてしまうと、もし「合わなかった」時のリスクが高いです。
とはいえ、カクノなどになると、物はいいけどもう少し高級なものがいい、と思ってしまいます。
ということで、プレジールです。
実売千円少々で、金属ボディの高級感をもった万年筆が手にできます。
それでいて、初心者にもおすすめの「スリップシール機構」(1年間使わなくてもインクの乾かない画期的システム)あり、ステンレスペン先で万年筆の魅力を十分に感じていただけます。

色も限定カラーも併せてたくさんありますので、自身で使う場合も、プレゼントする場合も楽しんで選べます♪

✔ボールサインiD Plus ユニボールワンF

せっかく社会人になった、ということで、学生の時に使うような「質実剛健」なペンでも、100円ペンからは少しでも上級をチョイスしてみましょう!
ということで、ボールサインiD “Plus”、ユニボールワン”F”です。
ボールサインの水性インクならではのすらすら筆記に加え、仕事のメモを取る際でも気分で決められる少し変わった黒インク、そして胸ポケットに挿しても違和感の少ない金属クリップ、重量感のある金属ペン先で、「少し大人になった」自分を再認識できます。

ユニボールワンも同様で、通常のユニボールワンのきれいで多彩な色に加え、所有感を満たしてくれる専用のシャープでクリーンなボディをもつFをチョイスすると少し差を感じられると思います。
また、Fにすることで専用の金属パイプが中の芯をしっかりホールドし、安定感をもってしっかり書き続けることができます。
メモを取る時も、お客様に渡す時も、ナチュラルに「いい」と思ってもらえます。

ここで触れたボールサインとユニボールワンは、既存のベーシックモデルの「少し高級」バージョンです。
言ってみると、「ベーシックカーの高級グレード」なので、「高級車のベーシックグレード」である、サラサやプレジールとは少し趣向が異なります。
サラサやプレジールはギフトにもおすすめですが、ボールサインやユニボールは梱包のいらない身近な人や自分自身へのプレゼントにおすすめです。
うまく使い分けてみてください♪

☆30代

ここまでくると、少しずつ社会での立場・地位も少しずつ確立し、後輩社員も増えてきているころと思います。
となれば、今までとは違って、高級感だけではなく、プラスアルファの魅力として「素材」「海外ブランド」にこだわって、自分だけの所有感を満たしてみませんか??
そこでおすすめとなるのは・・

ズバリ「木材」と、「シンプルながらも唯一無二」です!

順番に行きます。

✔三菱鉛筆 ピュアモルト オークウッドプレミアムエディション

木材の中でおすすめなのは、やはり三菱・ピュアモルトシリーズです!
持っているだけで癒されるそのぬくもりと、大人の筆記具を思わせる落ち着きで使うほどに愛着が湧きます
特に大人にふさわしく、「プレミアムエディション」を手にすると、その触り心地はたまりません

木でできた筆記具は他にもたくさんありますが、正直、専用設計ということもあり、価格は張ります。
その点このピュアモルトシリーズはそこまで高価すぎないのにギフトにもおすすめな存在感をもっているので、推しやすいです。

✔カランダッシュ カランダッシュ849 ボールペン

あと、もう一点、これは指名なのですが、「カランダッシュ849」を私はお勧めします。

ギフトというとどうしてもパーカーなどを思い浮かべますが、なかなかここをチョイスするセンスはお持ちではない人が多いのではないでしょうか。
849は本当にさまざまなバリエーションがあり、好みに応じていろいろな柄を選べるほか、エンピツのようなシンプルな六角形で使う人を選ばず、それでいて油性ボールペンとしてスタンダードに書きやすく、インク自体も長持ち、そして日本製にはないおしゃれさでプレゼントされたら喜ばれること
間違いありません!

☆40代

30代では唯一無二の個性、所持することの価値をメインに紹介しました。
しかしながら、そこでも「価値を高めながらもリーズナブル」なものを紹介しました。
40代ともなると、今度はそれよりももう少し差をつけたいと思います。

ということで、ここでのコンセプトは「高級品・一流品」にします。
そういっても、もちろんブログ自体のコンセプトは覆しませんよ??
高いもの=いいもの、とは一概には言えませんが少なくともお金を出せばいいものが手に入るのは当たり前です。

ここで紹介するのは以下の3点です。

 ・パイロット カスタム74
 ・ウォーターマン エキスパート
 ・パイロット フリクションボールZONE or フリクションボールbiz

✔パイロット カスタム74

まず、カスタム74。
万年筆デビューをしていただいていた方であれば、そろそろ本格的な「金ペン」を使いこなしていってほしいです。
書類を書くことも多くなってきている状況で(ほとんど電子ですが)、書いている姿を見られることも考えると金の万年筆を使っているだけで、「おお~!」となること請け合いです。
もちろん書き味も抜群で、ずっと使ってみたくなりますよ!

ちなみに、ここではカスタム74を紹介しておりますが、同価格帯の万年筆で「プラチナ万年筆 センチュリー#3776」や、「セーラー万年筆 プロフィットライト」もあります。
こちらはカラーバリエーションや派生種も豊富ですが、カスタム74ほどのペン先の種類はありません
万年筆のペン先を選ぶ楽しみを味わえるという意味でも、せっかくの一本、ゆっくりと選んでみてください。

そんなんええから、おすすめはどれや??とおっしゃる方は、こちらをどうぞ♪

【送料無料】パイロット 万年筆 カスタム74 ブラック FKKN-12SR-B-FM やや硬めの中細字

万年筆の詳細はこちらをどうぞ!!

✔ウォーターマン エキスパート

次はウォーターマン・エキスパート。
こちらは万年筆もありますが、敢えてボールペンを勧めます。

特設サイトはこちら

数あるウォーターマンのペンの中でも、これが一番価格と存在感のバランスが取れていると思います。
所有する価値と魅せるデザイン、書き味を両立している中で高すぎないというのも魅力的です。

「「エキスパート」は野心と成功のシンボル。存在感のある力強いシルエットのこのペンを手にすれば、どんなシーンでも自信がみなぎります。」
(公式HPより抜粋)

この通り、持っていても使っていても大きな存在感を放つのがエキスパートです。

ただ、少し男っぽさも出てしまうので、女性の方へのおすすめならもう少しだけカジュアルな「カレン」シリーズか、「メトロポリタン」シリーズをお勧めします♪

参考として、万年筆・エキスパートの特集はこちら

✔パイロット フリクションボールZONE・フリクションボールbiz

最後に、フリクションボールです。

フリクションボールは、摩擦で書いたインクを消す(厳密には透明にする、ですがここでは消すという表現を使います)ことができるゲルインクボールペンで、手帳やノート書きをはじめとしたさまざまなシーンで大活躍する、もっていると幅の広がる一本です。
シャーペンや鉛筆と違い、消しカスもでないので、スマートに使えることも魅力です。

そんなフリクションですが、どうしても実用重視でカジュアルな雰囲気のものばかりになっていることから敬遠する方も少なくないと思います。

そんな方々に紹介するのが、今回の「フリクションボールビズ」「フリクションボールZONE」です!

「ビズ」はその名の通り、ビジネスで使えるフリクションです。
具体的にどうなのかというと、イレイサー(消す)部分がボディと統一されたデザインキャップで覆われており、ボディ自体の高級感あるデザインと合わせて、一目見てフリクションと思わない、通常の高級なペンに見えることです。

消す際にいちいちキャップを外さなくてはいけないというデメリットはありますが、フリクションを意識せず、日常的に使える一品になっています。

もう一本、新作のZONEです。
詳しくはこちらを読んでいただければと思いますが、通常のフリクションよりも素材・書き味・インクなど、ほぼ専用に新型設計されており、いい意味で今までのフリクションボールのイメージを変えてくれます。
高級素材のものをチョイスすればビジネスシーンでも全く気にせず使えるのも魅力的です。
強いて言えば、ビズに比べデザインが従来のものと大差ないことだけが気になる点でしょうか・・

☆50代

ここまでくれば、社会人としてもベテランで、経験・年齢に見合った高級感のあるものを使ってほしくなります。
一流なものも一通り知ってきたうえで、昔ほどガシガシ使わなくなってきたこの時に、この先選ぶとすれば「長く使える相棒」ではないでしょうか。

ということで、私のお勧めはズバリ3点。

・ペリカン スーベレーンM400
・ゼブラ フィラーレ・ディレクション
・ぺんてる オレンズネロ

✔ペリカン スーベレーンM400

まずは王道、スーベレーンから。
スーベレーンといえば、ペンの最高峰ともされるドイツ・ペリカン社の代表的なペンです。
その美しさと確かな品質は、まさしく一生モノ。
一生モノといえば、同格として比較されやすいモンブラン・マイスターシュテックがありますが、
あちらは少し値が張ることと、単純に私はスーベレーンの方がカラフルでおしゃれ、かつ書き味が好みという、完全に個人の好みで紹介しております。。

そんなスーベレーンの中でも、400はスタンダードなシリーズ。
お値段も手ごろで大きさも老若男女問わず使いやすいサイズ、それでいてスーベレーンらしい書き味もあるため、様々な人がおすすめし、持つならこの一本としておられるものになります。

✔ゼブラ フィラーレ・ディレクション

そして次はフィラーレ・ディレクション。
詳しくはこちらを参考にしていただきたいですが、こちらはまさしく壮年層に使っていただきたい商品。
「高級なサインペン」という、ニッチな商品ではありますが、50代ともなるときっと会社の中でも地位を確立しておられる方が多いと思います。
そんな人が、後輩・部下の方に手書きでわかりやすく伝えることを目的として開発された商品なのです。
また、自身の考えを書き出してまとめる際、鉛筆もいいのですが、よりはっきりくっきり書くにはペンの方が優れているケースもあります
そんな際、キャップ式の実用的なサインペンではなく、これを出せばちょっとかっこいいのではないでしょうか。

✔ぺんてる オレンズネロ

最後に、言わずと知れた高級シャーペンの代名詞、オレンズネロです。
「ユーザーではない。オーナーになるのだ。」(公式HPより抜粋)の言葉の通り、使い方の説明書を読むところから始める、真の高級筆記具の先駆けです。
「書き続ける」ことが重要となる若年層でもお勧めしましたが、ぺんてるの技術の最高峰ともいえるこの一本は、もしまだ手にしたことがないのであれば、この機会にぜひとも一度手に取ってみてほしくてお勧めに挙げました。

☆最後に

ここまで年代別におすすめを書いてきましたが、本当はもっと勧めたいものは世の中たくさんあります。
私のコンセプトはあくまでも「高級感を持ったリーズナブルな商品の紹介」なので、その点を考慮すると今の自分ならばこうするかな、というものをピックアップしました。
今回紹介しているものは重厚な存在感も放つので、ジャケットの胸ポケットに挿していてもまったく違和感がありません
というより、むしろハンカチーフ並みのおしゃれポイントにもなります。
(現実、私も常に様々なペンが胸ポケットに刺さっており、後輩さんたちとの話のネタになっています)

今後、もっとユニークで、高級感のある注目の筆記具が出てくると思います。
デジタルが中心となってきている今こそ逆にアナログの良さにも注目し、それぞれのいいところを生かして楽しく過ごしていきたいと思います。

また、皆様も「これ、ええで!!」というものがあればぜひともお教えください!

今後ともよろしくお願いいたします。

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おおきにです、Hikkyです。
また新作はちょこちょこ見るものの、あまり手を出せていない今日この頃です。
そんな中、最近また「プレゼントしたいけど何がいいの?」とか「これ買っとけば間違いないよ!」というのを教えて!というご相談をいただきますので、少し現時点で簡単ではありますが一度まとめてみたいと思います。
そういったお悩みをお持ちの方、「ふーん、せやねんや・・」くらいの軽い気持ちで見てみていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

①~小学生

まず、現在勉学に励んでいるであろう学生たちへのおすすめを紹介していきます。
小学生に関しては、間違いなく「鉛筆」がおすすめで、その種類は自由でありながらも学校により指定等あるかもしれませんので、ここでは割愛させていただきます。

強いて言うなら、「書き順」とか「丁寧に字を書く」ということ、そして「書き直しができる」ということを考慮すると鉛筆は非常に理にかなっています。
その中でも、オーソドックスな六角形もいいですが、「三角形」のモデルを選ぶときれいな握り方も自然と身に付くのでおすすめです。
その他、メーカーやモデルによって微妙に書き心地など違いますが、この時点では特にこだわっていただかなくても、お好きなものを選べば問題ないと思います。

②中学生(男子・女子共通で使えるもの)

中学生になると、鉛筆ではなく「シャーペン」を持ちたがる子がほとんどです。
実際、小学校までの体験型学習中心から、勉強して覚えて応用する、いわゆる「勉学」中心に授業がシフトしますので、書くこと(ノートを取る)ことが小学校に比べ一気に増えます。
そのため、「丁寧に書き込む」よりも「たくさん書く」ことが必要となり、書くほどに丸くなっていく鉛筆よりも書けなくなったら芯を補充し、太さも変わらず書き続けられるシャーペンは理にかなっています。

「書きやすさ」と中学生らしい「おしゃれさ」が両立しているもの、そして気軽にお小遣いで買えるリーズナブルさがあればよりいいのではないでしょうか。

ということで、私の総合おすすめは・・・こちらです!!

「モノグラフ」!!

↑モノグラフにもレパートリーがあり、左からモノグラフワン(販売終了)、モノグラフゼロ、モノグラフです

製図用のような長いパイプ径による書きやすさ、実用的で「使える」消しゴム、振って芯の出せる使いやすさ・・・それに加えて限定版も含めたおしゃれな色の数々・・
極めつけは440円というリーズナブルさ!(モノグラフ)

これ一本で勉強からデッサンまでほぼあらゆるニーズに対応できます!

↑小学6年生の娘に持たせてみました

ちなみに、これ以外で「おしゃれとかよりももっと疲れない実用的なものを!!」と求められる玄人な方にはやはり昔ながらの「疲れないシャーペン」、Dr.GRIPを推します!!」

↑写真は期間限定で発売されていた、初期型復刻モデルです。今は「Dr.GRIP Classic」という名前で販売されています

Dr.GRIP、私の学生時代は一世を風靡したモデルで、いわゆる「使い倒せる高級シャーペン」の代名詞でしたが、今でもその実力は健在で、書いても非常に疲れにくい!
それでいてさらにおしゃれなモデルまで出てきているのですから、中学生だけでなくもっと幅広い年代の方にもおすすめです!!

それぞれについて、もう少し詳しく知りたいと思う方はぜひ過去の記事も読んでみてください♪

☆モノグラフについて

☆Dr.GRIPについて

↓今チェックしたい!という方はコチラ

③高校生

高校生にもなると、今度は中学生以上に「書き込む」ことが重要視されます。
ノートだけでなく、参考書・問題集を参考にする場合も、「素早く」「確実に」書くこと、そして何より芯が切れるなどの「書けないリスク」を減らすことが重要になってきます。
それはすなわち、ストレスにも直結しますから。

そして、ここまでくると「おしゃれさ」は気にしても「かわいさ」などのデザイン性で選択することは少なくなってくると思われます。

ということで、私のお勧めは大きくこの2つ!!

・「オレンズ」シリーズ
・プレスマン&エンピツシャープ

簡単にご説明しましょう。

まず、「オレンズシリーズ」はぺんてるさんの有名な「芯の折れない」シャーペンです。
芯をパイプ部分がしっかりガードしてくれるので、柔らかい芯のみが露出することがないので、正当な使い方をする限り、まず芯が折れない・・そんな逸品です。

実際、他社でも折れないシャーペンは多数出ている中、なぜ私がオレンズを推すかというと、オレンズには「高級バージョンがあるから」です!
それがかの有名な「オレンズネロ」と「オレンズAT」です。
オレンズネロについては別の記事(この先にリンクを張っておきます)をご覧いただければと思いますが、「折れないシステム」と「芯が自動的に出るシステム」で、芯を出したり芯がなくなって書けなくなるリスクがとても少なくなるため、「書き続ける」ことができます
これだけでも正直このシャーペンを手にする価値はあります。
プレゼントとして渡すにはグレードを選ぶことによって、幅広い年代にいけますよ!!

つづいて、プレスマンと、エンピツシャープです。
これらは別々に記載しましたが、自分の中ではほぼ同位なので、どちらか好みの方を選んでいただければいいかと思います。

共通して言えるのは、とにかく「しっかり書ける」こと!!
何を言っているのか、と思われるかもしれませんが、こういう基本的なことはとても重要です。

この2本、まず芯が少し太めです。
こちらも詳細は過去の記事(こちらも下にリンクを張っておきます)をご覧いただければと思いますが、芯が太いことでささっと書いても、濃くしっかりとした文字が書けます
また、太さ故、上述のオレンズシステムなどの工夫がなくても単純に芯が折れにくいです。
その分機構もシンプルになっているため、壊れにくいというメリットもあります。
また、プレスマンに至っては芯も専用の芯(他のものでも使えます)で、長く・濃いものになっており本当にさらさら書き続けられます。

このように、鉛筆のような性能を併せ持ったシャープペンシル、それがこの2本です。
地味なのであまり取り上げられることは少ないですが、本当に「文字を書くこと」に集中したい場合、とてもおすすめです。

特にプレスマンは、価格もリーズナブルなので、ほぼすべての年代の方におすすめできますよ!

☆オレンズネロ・プレスマン・エンピツシャープの記事はコチラ

↓気になった方は実際にチェック!

④大学生

ここまでくると、もう自分の欲しいものやノートの使い方は定まっているのではないでしょうか。

最近ではiPadなどにノートをとる機会も多くなっているかと思いますので、大きく分けてデジタルとアナログ、両方を紹介したいと思います。

まずはこの流れでデジタルから。

これは、書き込むものがiPadなのか、それ以外のものなのかによって少し変わります
それは、iPadであれば間違いなく純正の「Apple Pencil」が外さないことは間違いないからです。

それを踏まえたうえで、Pencil以外の選択肢としてこれを挙げます。
それが、「クーピー・スタイラス」です!

これについての詳細は別の記事にまとめています(下にリンクを張っておきます)ので、そちらを見てみてください。

「かわいく」「シンプル」「しっかり書ける」「iPad専用モードあり」「USB type-Cで充電できる」と、このように、メリットがいっぱいです。

実際に使ってみると、思っている以上にしっかり書けます。
PDFへの書き込みも、ノートとしての書き込みも、画像への書き込みも、おまかせ。
しかも専用のクーピーのような缶ケースにはいっているので、ギフトにももってこい。
おすすめです♪

もう一つ、アナログになります。

本来であれば、ここまで来た方には正直「万年筆」に手を出してほしいとは思いますが、それはこの先の社会人になってから、の方が機会も増えおすすめだと思いますので、ここはもっとシンプルに実用的なものをご紹介しましょう!!

それは、「複合ペン」です!
その中でも、使いやすく、かつ書きやすい安定の一本として、「ジェットストリーム・4&1」を推します

↑写真は最新作の「ジェットストリーム・4&1・バンブー」(三菱鉛筆さんHPより抜粋)

講義の板書・メモから、レポートの提出、はたまた履歴書の作成・・基本的に今の世の中、すべてデジタルで完結するとは思いますがそれでもアナログで書かなければいけないものがあるのも事実。
そんな時、「一本ですべてをまかなえるもの」そしてまたできれば「所有欲を満たすもの」として考えると、やはりここはジェットストリームではないか、と思います。

こちらをチョイスしておけば、黒・赤・青・緑の4色ペンでノート~公式文書までをしっかりカバーし、シャーペンもついているので下書きにも使えると、まさしくオールマイティ。
それでいてジェットストリームらしい書き心地のよさも味わえると、そういうモデル
です!

今回のテーマはプレゼントということで、どうせなら最新作の「バンブー」バージョンあたりをチョイスしておけば所有欲も満たしてくれ、社会人になってからも長く愛用できる、そんな一本です♪

☆クーピー・スタイラスについてはこちら

↓気になった方はコチラ

最後に

今回は「学生」に絞ったギフトのおすすめを紹介させていただきました。
どうしてもコンセプトを重視したためペンシル系に偏ってしまっていますが、もちろんボールペンでもおすすめはたくさんあります。
コンセプトは「書いて、消せる」ということで書いてみましたので、選択肢の一つにしていただければと思います。

次は、もう少し年代を上げて、社会人~の年代別を考えてみたいと思います。
次回もよろしくお願いいたします!

The post 【年代別】おすすめ文房具ギフト vol.1 ~学生まで編~ first appeared on 筆記具マニアのヒトリゴト.

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