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【2022年最新版】おすすめシャープペンシル! 個人的主観で選んだ、最もハイコストパフォーマンスな一本はこれ!! vol.1

筆記具

シャーペン戦国時代・・天下を取るのはどれだ!?

こんにちは、Hikkyです。
最近、あまり心ときめく新作が出てこないので、ちょっとさみしく思っております。
なので、せっかくですし今まで使ってきた中でHikky-Bestなシャーペンを紹介してみたいと思います。

思い返すとシャーペンってあまりこの場では触れてきませんでした。
しかしながら、「紙にモノをたくさんかく」ということに関してはやはりシャーペンは離せないと思います。
シャーペンは中学生になって初めて触れて以来、勉強から仕事まで、ずっと使ってきました。
そして今後も使っていくでしょう。そんな長く触れてきたシャーペンに、現時点での思い出を振り返ってみたくなりました。

今回、私が現時点で机の引き出し or ペンケースに入っているものの中で、「これはおすすめ!!」と自信を持って言えるシャーペンをピックアップしてみました。
各製品の推せる点を考え、ベスト・バイを決めてみたいと思います!

<ノミネート>

  • エンピツシャープ(コクヨ)
  • プレスマン0.9(プラチナ)
  • Dr.GRIP(パイロット)
  • ロディア・シャープペンシル(ロディア)
  • オレンズ・ネロ(ぺんてる)
  • S20(パイロット)
  • スマッシュ(ぺんてる)
  • モノグラフ (トンボ)
  • カランダッシュ849(カランダッシュ)

シャーペンの歴史

一般的に「シャーペン」と呼ばれるものは、「シャープペンシル」の略です。
これはペンシル(鉛筆)と同じ黒鉛を使いながらも先端が鉛筆よりシャープだというところから来ていると思われますが、これ実は正式名称ではありません。
厳密には「メカニカルペンシル」もしくは「ペンシル」が世界的に呼ばれている呼称になります
(モンブランやウォーターマンなど、海外の筆記具ホームページを見てみると種別はペンシルになっています)

筆記具は世代毎に、万年筆・ボールペン・ローラーボール・ペンシルとに大別されます。
(パーカー社が第五世代の筆記具として「5th」を発表しています)
この名の通り、シャーペンも鉛筆も一つの「ペンシル」としてまとめられています。

鉛筆もシャーペンも基本的には同じで、黒鉛で作った芯を紙などにこすりつける形で筆記します。
鉛筆が太く、しっかりした芯を使うため濃く・しっかり書ける反面細い字を書くことができないのに対し、シャーペンはほぼ逆の特徴を持ちます。
芯と本体が別体であるが故安定感には一歩譲るものの、長く使えるのと細い字を書くことを得意としています。

鉛筆も実は結構奥が深く、芯の濃さから木の種類による書き心地の違いなど追求するとかなりコアなことになるのですが、今回はシャーペンに絞ってお話させてもらいます。

ちなみに、シャーペンの芯に関してはいろいろな太さがあります。
日本は画数の多い漢字など細々とした文字を書くことが多いため0.5mm芯がスタンダードですが、アルファベットを中心に書く海外では0.7mm芯がスタンダードです。

実際に書いてみた大雑把な感想でいうと、0.5mmまではノートを取ったり、勉強したり・・「書き込む」ことに対して優れています。
1.0mm以上は絵やラフを書いたり、イメージを固めるためにアイデアをざっくり書いたり、メモを書いたり・・軽く持ってサラサラ書くのに向いています。
そんな中、結構レアにはなりますが0.7mm、0.9mmは個人的にノートを取る・アイデアを書き綴る・メモを取る・綺麗な字を書く・・どれにもベストバランスだと感じました。

ノミネート商品レビュー

①エンピツシャープ (コクヨ)

↑左からエンピツシャープ三角軸、エンピツシャープ1.3mm赤、エンピツシャープtype Mx、エンピツシャープ0.7 白

コクヨから発売されている、「鉛筆のような書き心地のシャープペンシル」です。
最新作として本当の鉛筆とほぼ同じ太さ・軸径で作った、限りなく鉛筆に近いリーズナブルモデルが出ておりますが、こういったスタンダードラインからメタルグリップを採用した高級モデルまで予算に応じて様々なシリーズがあります。

そんな中から私が持っているのはスタンダードモデルとType Mxの二種類になります。

↑エンピツシャープ0.7 ホワイト
↑エンピツシャープ1.3 赤

スタンダードモデルは軽く、本当に鉛筆みたいなのでちょっとしたメモを取るときなど、気軽に使うことができます。
また、芯の太さも0.3mmの極細から1.3mmの極太まで多彩なラインナップなので、自分のお気に入りの太さを見つけることができます。
価格が安いのもポイントで、ついついいろんな太さの芯を揃えたくなります。

お尻の部分は穴が開いており、ここから芯をダイレクトに入れます。
いちいちキャップを外したりせずに即補充できるのは利点です。
まぁその分消しゴムはありませんが・・。

欠点をあげるとすればプラスチックでとてもシンプルに仕上げられているので、安っぽく見えることでしょうか。
あと、武器である軽さも長く書き続けると疲労に繋がります。

もう一本はグリップ部分をメタルにした上級バージョン、type Mx。

こちらは全体的に大柄なボディと重厚感のあるダークな色合い、金属のクリップで大人仕様になったエンピツシャープです。
これなら会議の時のメモ書きにも堂々と使えますね!

さらには先端が金属になっており、重心が先端に行くことでノーマルよりも長く書いても疲れにくいという長所があります
しかも、大型の消しゴムもついていますので、一本で事足りるのもメリットです。

ただし、安定感と引き換えに重量を感じます。
普段胸ポケットにさしていても少し重いな~と思う時もあるのではないでしょうか。

そんな方にはグリップ部分がラバーになったtype Mがあります!
デザインは同じながら少しカジュアルになっているので、学生の方にもおすすめです。

https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/pencilsharp/basic/ (エンピツシャープベーシック)

https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/pencilsharp/typem/  (エンピツシャープtype M)

ちなみに、エンピツシャープですが今回の2つの中間に位置する「type S」、お子様向けの「キャンパス ジュニアペンシル」があります。

これらは小学校高学年と低学年の娘二人にそれぞれ与えましたが、もの凄く気に入ってもらい、毎日の宿題から絵描きまで、フル活用され現在それぞれ2本目に突入しております(笑)

https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/juniorpencil/lineup/#id01  (ジュニアペンシル)

https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/pencilsharp/types/ (type S)

②プレスマン(プラチナ)

↑プレスマン 白と黄色(白はクリップを外しています)
↑プレスマンと専用替え芯

プレスマンは歴史あるシャーペンです。
1978年に生まれた、見た目は特に何の変哲もない普通のシャーペンです。
なのに根強いファンがたくさんいて、超ロングセラーになっているシーラカンスペンです(笑)

では、果たして何がそんなにいいのか。

プレスマンはその名の通り、元々記者がメモを取るときなどに使う、「速記用」のシャーペンになります。
プロ仕様というだけあって、「芯が長い」「芯が太くて濃く、しっかり書ける」「芯が折れにくい」「軽くて持ち歩きやすい」など「書くことへの信頼性」をぐっと高めています

今でこそ後述のオレンズシリーズやデルガードシリーズなど、「芯がほぼ折れないシャーペン」が出ておりますが、芯が折れないシャーペンといえばこのプレスマンが初ではないでしょうか。

最新の折れないシャープのように複雑な構造をつかうのではなく、内部のスプリングで力が加わった際の力をうまく逃がすことで芯を引っ込めて芯を折れなくするという構造を使っており、シンプルながら信頼性の高いものとなっています。芯が太いことも折れにくさに一役買っています。

プレスマンの芯は専用のものを使っています。
0.9mmの太さと2Bの濃さ・滑らかさで、軽く走り書きしてもしっかり書けます。
さらには芯も100mmの長さ(通常の芯の約4割増し!)となっており、折れにくさと相まって書き続けることができます

自動車でいうところの商用車、トヨタ・プロボックスハイブリッドのようです。

このように、プロのために作られたものなので、書くためのツールとしては最高に信頼できる相棒となってくれます。
プロの道具は「自分にとって使いやすく」「したいことが確実にしっかりできる」ことが前提です。
その点においてプレスマンはしっかり要件を満たしてくれます

さらにはこのプレスマン、本体価格も替え芯も安い!!!
こういう点、地味に重要です。

「高くてイイモノ」は当たり前。
「安くてイイモノ」がサイコーじゃないですか。

それを地で行くのがこのプレスマンです。

芯の安さによるランニングコストだけでも十分なのに、本体もリーズナブルなので、万が一どこかに忘れてしまっても、落として壊れてしまっても再調達することができます。

これだけのコストパフォーマンスを発揮してくれるものがありますか!?
会社の後輩君に勧めてみたころ、彼はここ数年これしか使っておらず、実に二本目を愛用しております。

このように、玄人じみたプロのツールは一度使うと病みつきになり、虜になっていくのです。

プレスマン | プラチナ万年筆

・・ここまで書いて熱くなってしまい、たった二本のペンで話が長くなってしまいました(> <)
ということで、申し訳ないですがVOL.2に続かせていただきます。

また続きもよろしくお願いします!!

↓続く


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