おおきにです、Hikkyです!
相変わらず書くことのできていない記事の中の一つです。
またいつものようによろしくお願いいたします!
出会い

今回は、言わずと知れたなめらか油性ボールペンの代名詞、三菱鉛筆・ジェットストリームシリーズの限定カラーになります。
その限定、いつもよくあるボディカラーの限定だけではなく、「インクカラー」の限定なのです!
その色はなんと「ブルーブラック」!
ブルーブラックインクといえば、万年筆の世界や、自筆サインのスタンダードなヨーロッパなどでは基本的な色であり、筆記具愛好家の方々(私含む)の中ではなじみのあるインク色です。
こちら、発色の豊かな水性インクやゲルインクではよくありますが、油性ボールペンではまずありません。
ただでさえそんな珍しいインクなのに、ストレスフリーな書き味で有名なジェットストリーム・ライトタッチインクにその色が出たのですから、それは試さない点はありません!!
ということで、これは現時点ではほぼ独壇場といえるでしょう!
だがしかぁーーーし!!
なんとこのブルーブラックインク、「数量限定」とのこと。
公式HPにも、「数量限定で、予定数が達し次第終了」というニュアンスの記載がございます。
ということは、そうこうしている間になくなってしまうかも・・!?
気になった方は、早々に手配した方がいいと思います!
↓替え芯はこちら
レパートリー
今回のブルーブラック搭載モデル、ラインナップされているのは通常のライトタッチインク同様、「シングル(単色ボールペン」「マルチ(4色+1)」になります。
それぞれ4色ずつ設定されているボディカラーも専用で、シングルも同じような色でありながら、さりげなく今までなかった色になっています。
最近の流行ともなっている、くすみカラーですね。。
注目すべきはマルチの方で、「グロス〜」というネーミングの通り、ボディ全体が艶やかになっており、従来のマルチとは違った握り心地になっています。
(パイロットのアクロボール3に近い感じです)
どちらも、全体的にシックな色合いにまとめられており、強く主張しすぎない点がどこでも使えそうです。
マルチのブルーブラックの芯は、いわゆる「緑」があった部分にブルーブラックが当てはめられており、気分によって黒とブルーブラックを使い分けられます。
このように、どちらを選んでもユニークですが、どうせ手にする&予算が許すならマルチの方がより特別感があるのではないでしょうか。。
「ブルーブラック」の魅力と実筆

ここからは実際に書いてみた感想を書かせていただくわけですが、せっかくなのでブルーブラックインクがなぜ油性ボールペンにないのか、だけ触れてみます。
ブルーブラックインクがなぜ油性にないのか
調べてみたところ、過去にはブルーブラックインクもあったそうです。
しかしながら、どうしても油性は水性に比べるとインクの色がはっきり出ないため、ブルーブラックとブラックの差別化が難しかったようです。
そのため、あまり必要性を感じない → 売れない → 生産されない というスパイラルになり、ないのではないかとのことでした。
気持ちはわかりますが、個性派の方にはおすすめなのに、消えてしまっているのは寂しい限りですね。
実際、ボールペンを実用的に使われる方(4色を使われる方は特に)は、メインを黒にして、黒との差別化として赤や青、必要に応じて緑を使われることが多いと思います。
つまり、色によって役割が定まっているような使い方をされるイメージですかね。
となれば、色がはっきりとわかりにくいブルーブラックは、どうしてもブラックの下位互換になってしまうのも必然かと思います。
なぜブルーブラックインクなのか?
これは実際にそのままGoogle先生に尋ねてみてください。
もともとは歴史的な背景によるものであるということが、すぐに偉大なる先人たちがご教授くださると思います(^ ^
ジェットストリームを実際に試してみる

実際に書いてみました。
書き味はさすが、ジェットストリーム。
それも、ライトタッチインクなだけあり、ひじょーーーーーに滑らか。
この書き味、とても油性ボールペンとは思えず、病みつきになりますね(> <
<ジェットストリーム・ライトタッチインクについてはこちらをご覧ください>
それでいて、比較するとよくわかりますが、しっかり濃紺が表現されています。
黒でもなく、青でもない。
色合い的には、セーラー万年筆の顔料インク、「青墨」に似ているかも。
すこしくすんだ感じの、スモーキーなブルーブラックになっています。
確かに、先述の通り、エナージェルやユニボールワンのようなゲルインクのブルーブラックに比べるとインクの色は薄いですが、それでもしっかりブルーブラック。
これをジェットストリームで再現してくれているのが、たまりません。
シメ

油性ボールペンのブルーブラック。
それを聞くだけで、筆記具Loverからはたまらない魅力がありますが、さらにかのジェットストリーム。
これは正直、買わない理由はないでしょう!
しかしながら、惜しむらくは「数量限定」。
欲しくても手に入らないことがあるかもしれません。
このライトタッチインクの替え芯は、従来のジェットストリームにも使うことができるので、
念のためブルーブラックの替え芯だけストックを用意しておきました。
これでしばらくは愛用してももつと思いますが、できることであれば、三菱さんには通常量産してほしいと願うばかりです。
少しでも仕事で使うペンに個性を持たせたいけど、実用的なものがいいという方、この選択肢はかなりいいものになると思いますよ・・!
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