【ILIMILY】アクロ300にオシャレでキュートなペンが!!
こんにちは、Hikkyです。
3月の年度末、本業が桁違いに忙しく、なかなか机の前にすわることができず、更新できておりませんでした。
そのため、ものすごく久しぶりの投稿になります。
先日、いつものように店舗をウロウロしているとパイロットコーナーにオシャレなペンたちが並んでいました。
それをみて思い出しました、以前買ったオシャレなペンを。
まずは先にこのシリーズから語ってみたいと思います。
「個性的でかわいい・きれいなペンで自分を表現したい」と思っている女性の方、特に必見ですよ!
この章のネタは、パイロットからでている「ILIMILY(イルミリー)」というシリーズです。
このシリーズ、既存のものを女性向けにオシャレにカラーリングして仕立てたシリーズだと思われます。
しかしイルミリーシリーズは、
『手書きの時間を、もっとすてきに、らしく、楽しく。
「好き」の力で、私はもっと前向きになれる。あなたにも優しくなれる。
I Like Me, I Like You
手書きの時間を、あなたの「好き」で彩る文房具シリーズ。』
(パイロットの専用HPより抜粋)
というフレーズのように、イルミリーシリーズの文具をそろえると一気に華やかに、気分も上げてくれる、そんな感じに仕上がっています。
当時、ちょうどたまたま妻が仕事で使うペンが壊れたという話をしていてその代わりとなるペンを探している最中だったこともあり、一目見てすぐにこれを買おう!と思った経緯があります。
その時買おうとしていたものがイルミリーシリーズの「アクロ」だったわけです。
イルミリー・アクロはベースはアクロ300というペンになります。
アクロシリーズのベーシックラインである300にきれいなメッキ調デザインを施し、高級感とオシャレさを一気に上げたわけです。
しかもこのシリーズ、自分らしさを文具で表現しましょう、とパーソナルカラーを見つけるところから始まります。
そしてまたペンとお揃いのカラーのペンケースまであるじゃないですか・・。
さんざん悩みましたよ!
そしてその場でカラー診断もフィーリングでこなした結果、買ったのがこれでした。
サマーライトブルーという色ですね。
嫁が夏生まれということとはっきりした性格であることからさわやかなこの色ならいいんじゃないか、と思ってチョイスしたものです。
結果、気に入ってくれたようで、今でも職場で愛用してくれているようです。
このように、オシャレなイルミリー・アクロですが、書き味ももちろん優れています。
ベースとなるアクロ300はアクロインクならではのさらさらした書き心地とグリップ部分に持ちやすい加工を施してあるため非常に書きやすくなっています。
アクロシリーズとアクロインクについては、次の章で語っていきたいと思います。
アクロインクとは
アクロインクは、パイロットの低粘度油性ボールペンインクのことです。
低粘度インクというと三菱鉛筆の「ジェットストリーム」シリーズが有名でこれが油性ボールペン界(?)に革命を起こしました。
当時、通常の100円よりもほんの少し高い120円で買えるジェットストリームに私もすぐに飛びつきましたが、その油性ボールペンを意識させない滑らかさとインクの色の濃さはすぐに病みつきになりました。
そして、近くのコーナンの中に入っているセリアで100円で売っていることを発見して以来、買い漁っていた記憶があります。
それほどスバラシイ書き味のジェットストリームですが、それに対抗して生まれたのがこのアクロインクです。
他の記事を見ていただいてもなんとなくご察知かと思いますが、結構なパイロットフリークの私ですがそういった色メガネを差し引いてアクロインク搭載のアクロボール、個人的にはインクの濃さと滑らかさがジェットストリーム以上と感じました。
ただし、その分書き終わりなどにインク溜まり(インクが多く、水滴のようにたまる部分)が発生しやすいというデメリットも感じました。
この後、各社ぺんてるはビクーニャシリーズ、ゼブラはエマルジョンシリーズなど同じく低粘度インクが発売されていきますが、滑らかで濃いインクに合わせて安定して筆記できる低粘度インクはこのアクロが一番ではないか、と思っています。
アクロシリーズ
ここまで触れてきたアクロシリーズですが、先述のイルミリーはそのうちのひとつ、アクロ300がベースとお話ししました。
ここでは、その他のアクロシリーズを紹介したいと思います。
前提として、アクロシリーズは基本的にはその数字が価格を表しています。
検討の際はそちらもご参考ください。
アクロ300
まずはアクロシリーズの末っ子、「アクロ300」です。
こちら後述の上級バージョン、アクロ1000と同じボディを使っており、書きやすさやバランス、デザインの美しさは価格以上です。
ボディはプラスチックですが、デザインが安っぽく見えないのはスケルトンになっていることと部分部分に金属パーツをうまく使っていることが効いています。
デザインはスリムできれいなラインになっており、スーツの胸ポケットにさしてビジネスで使っても全く違和感はなく、アクロインクの滑らかで疲れない書き味に加え、グリップ部分を少し太くすることでしっかり握れるようにデザインされているので、こちらも価格以上の快適な筆記を提供してくれます。
私はこれのネイビーカラーをもっていましたが、ちょっと諸事情で会社の後輩に譲ることになり、今手元にありません。
ただ、後輩も手にした瞬間から「これめちゃくちゃ高級感ありますね!」「いいんですか、こんな高そうなもの!」「持ちやすくてめっちゃ書きやすいです!」と大好評でした。
価格とのバランスで考えるともっともおススメというか、手に取って満足感の高いモデルではないでしょうか。
しいて欠点を挙げるとすれば、全体がプラスチックなので軽いため、長時間の筆記では少し疲れを感じることと、クリップデザインをもっとおしゃれにしてほしかったな、という点ですね。
ただし、この軽さゆえの持ちやすさよりも安定感が欲しければ価格は張りますがアクロ1000にするとか、疲れないことを重視してドクターグリップシリーズにするとか選択肢はたくさんあります。
カラーバリエーションに関しても様々な色がありますので、お好みの色を探していただきたいと思います!
アクロ500
アクロシリーズの中でも最近追加されたバージョンです。
発売当初はイオンをはじめ、ロフトや東急ハンズなど、名立たるショップでもほぼ姿を見ないほどの人気でした。
同じデザインを使いながらも日常使用を重視したアクロ300、ギフトにも使える高級素材をつかったアクロ1000の中間点なのでどんなものなのか、と期待して手にとったところ、まったく違うコンセプトのモデルです。
こちらの特徴は「携帯のしやすさ」「細字の書きやすさ」です。
手帳などに挟んでおいてっ必要な時に書きやすいペンを使う、というイメージでしょうね。
その通り、スリムできれいなデザインはアクロ共通ですが、サイズはぐっと小さくなっています。
男性の手で持っても「少し小さいかな?」と思いながらも普通に書ける、そんなジャストサイズに仕上がっています。
これは私の持っているペリカン スーベレーンM300と同じですね!
加えてボディも高級感のあるパールカラーや滑りにくい素材を使うことで書きやすくもしてあります。
ボディが短い分、兄弟と同じ替え芯は使えず少し小さいものになってしまいますが、このモデルのために設計したかのような細字が標準で採用されています。
世の中のボールペンのスタンダードは0.7mmで、細いとされるものでも0.5mmですが、こいつはさらに細い0.3mmを使っています。
これだけ細いと本来ガリガリなってしまうものですが、そこはさすがアクロ。
カリカリ感はあるものの濃い、はっきりとした字を書くことができます。
しかも、今では過去記事でもふれた三菱 ユニボールワンFでも使われている程スタンダードですが、ボディの中に芯のブレを防ぐスタビ機能が使われており、安定した筆記ができるのも自慢です。
こういった点からも普段はカバンや手帳とともに持ち歩き、必要な時に使うという使い方がベストマッチではないかと思います。
アクロ1000
こちらは先述のアクロ300の上級バージョンです。
デザインは同じながら素材に金属をつかうことで、プレゼントなどにも使える程の高級感を合わせもっています。
デザインは共通なので、グリップ部分の膨らんだ握りやすさやスリムできれいなデザインは引き継いでいます。
ボディが金属な分、安定感があり疲れにくいのはメリットです。
書き味など、基本的な部分は300と近いものがありますが、両方使ってみた感想でいうと1000の方がやはり重い分、「高級なペン」という感じは受けます。
ただし、その分300でも触れた気になる点、「クリップデザインの微妙さ」は余計に際立ってしまいました。
これ一本で300が数本買えてしまうと思うと二の足を踏んでしまうのは私だけでしょうか?(爆)
アクロドライブ
アクロシリーズのキングがこちら。。
厳密にはたしか後述の「コクーン」の後継的な位置づけで これが一番最初に発売され、その後300や1000、500と出てきたように記憶しています。
ほかの兄弟達と違い、ツイスト式(軸を捻って芯を出す)方式を使っており、金属ボディと落ち着いたマットカラーで「高級ボールペン」を象徴するモデルになっています。
全体的なデザインは300や1000にも通じる、スリムできれいなデザインをしており、グリップ部分を太くして握りやすくしてあることも共通です。
兄弟たちにさんざんディスったクリップ部分も、アクロインクのサラサラさを表現したデザインになっており、ここも個性的で高級感があります。
アクロシリーズの中では正直値は張りますが、これだけこだわったペンを海外メーカーで探すとたいてい5,000円~10,000円はします。
それをこの価格で手に出来、かつ安心の国産、そしてアクロの書きやすさ・・は正直お得です。
ちょっと人とは違う高級ボールペンを安価で手にしたい!という方にはおすすめです!
さらには、このアクロドライブ、複合ペンもあります。
ほぼ同じ太さとデザインで使い勝手のいい複合ペンなので、こんな選択肢もあります!
その他のアクロインク搭載シリーズ ~コクーン~
アクロシリーズではないですが、個人的におススメのアクロインク搭載ボールペンがこちら。
コクーンというモデルで、同デザインの万年筆もあります。
ちなみに私は両方もっています。
万年筆もかなり評価が高いのですが、このボールペンも侮れません!
「2,30代の初めてもつ高級ペン」をイメージして設計されているそうですが、間もなく40代になろうとしている私が使っていても全く違和感はありません。
コクーン「繭」という意味らしいですが、繭をイメージしたつるんとしたきれいなワンモーションフォルムと金属による高級感、その素材を際立たせる上質なメタリックカラー、そしてツイスト式の芯出し方式。
すべてが高級ペンの象徴を網羅しています。
そして重量バランスにも優れており、ここでも高級ペンを意識させてくれます。
個人的には少し太めの芯(0.7mmくらい)を使って、優雅にペン先を滑らせる書き方が似合うのではないかと思います。
私のコクーンは東急ハンズの名入れ無料キャンペーンで名入れしてもらったモデルで、誰がみても「ええもん使ってるな!」と言われます。
この価格でこの仕上がりは正直お得と言わざるを得ません。
以前、「何かいいペンないですか?」と聞かれ、これを紹介した後輩君は使いすぎて壊してしまい、すでに2本目をリピートしています。
外さない、かつ高すぎない高級ペンが欲しい!という方、ぜひ一度手に取ってみてください。
たいていは専用ケースに入って売っているので、ギフトにもおすすめですよ!
シメ
いかがでしたでしょうか?
この他にも、ベーシックな「アクロボール」シリーズ、アクロボールをベースとした3色ペン「アクロボール3」シリーズ、修正テープと一体になったペン(アクロボールホワイトライン)、蛍光マーカーと一体になったペン(アクロボールスポットライター)、などたくさんのバリエーションがあります。
しかも最近知ったことなのですがこのアクロボールシリーズ、いくつかのデザイン違いでノーマルの150、リッチな「T」、こわだりの「M」、きらびやかな「L」と実に多彩です。
もちろん個人的なおすすめは価格とデザインのバランスのとれたアクロ300がおすすめですが、仕事で使っていて自慢じゃないけどいつなくすかわからんし・・って人にはベーシックラインでもこんなに選択肢があることはとてもおもしろいです。
ジェットストリームとは違う個性的ななめらかボールペン、お好みの一本を探して一度手に取ってみてください!
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