こんにちは、Hikkyです。
前回、自分のおすすめシャーペンを決めます!といっていて話が長くなってしまいました。
ということで、Vol.2になります。
また長くなるかもしれませんがお付き合いください!
ノミネート商品レビューⅡ
③Dr.GRIP 0.3mm(パイロット)
Dr.GRIPです。
これについては過去の記事にて書いているので、多くの説明はいらないと思います。
詳しくは記事を読んでいただくとして、「長く書いても疲れない・筋肉への負担が少ない」という点においてはさすがの一言です。
今回は0.3mm部門でノミネートしました。
0.3mm芯は基本力を入れて書けませんので、それと相まって余計に疲れにくくなっています。
ただし、芯が細い分「芯の減り」はとても早いので、書き疲れる前に芯がなくなってしまうかもしれませんね(爆)
いろいろなキャラとのコラボモデルや複合ペンがあるのも評価ポイントです!
④ロディア・シャープペンシル
ロディア。
この名をきいて、ちょっと文房具に精通している方ならすぐにピンとくるかと思います。
そう、ブロックノート(メモ帳)で有名なフランスの製品ブランドです。
そうこのロディア、紙が非常に上質で、ペンシルで書いてもボールペンで書いても、はたまた万年筆で書いても滑らかかつきれいにインクが発色して書けます。
私もお気に入りの紙なのですが、そんなロディアにシャーペンがあるなんて。。
ロフトで「少し高級なシャーペンはないかな~」と探しているときに一目ぼれです。
ロディアといえばオレンジが有名で、もちろんシャーペンにもオレンジがあったのですが
どうもこういうターコイズカラーが好きなようで、こっちを買ってしまいました。
ボディはすべてアルミでできており、ヘアラインで加飾されていておしゃれさと高級感を両立しています。
先端のパイプ部分も収納式ながら製図用と同じくらい長く出るので、書いた文字がしっかり読めることに加え、芯も折れにくくなっています。
気になる点としては全体が金属なので、冬場は冷たいことでしょうか(笑)
手ごろな価格で使いやすく、おしゃれなシャーペンをお探しの方にはいい相棒となると思います。
私もここ一番の時に愛用しております。
せっかくなので、メモ(ノート)と一緒に使ってみて下さい!
⑤オレンズネロ 0.2mm(ぺんてる)
初めてオレンズを見たときは
「ん? 芯ないやん・・・」
衝撃を受けました。
ほとんどの芯をパイプの中に格納し、わずかに出た芯で書き、しかも紙に書くたび、芯が減った分だけ自動で少し出るのでノックも不要で書き続けられる・・と。
ぺんてる社のもつ歴代技術を結集した集大成の「作品」なので、発売当時(約5年前)は大ヒットになりました。
シャーペンとしては正直いい値段のする高級シャーペンですが、「ユーザーではない、オーナーになるのだ」のうたい文句とともに社会人からなんと学生までこぞって求めたのです。
私が買った時も「オーナーズマニュアル」とかいたお手入れの説明書までついており、すげーなと思ったものです。
まぁ独特の機構をたくさん使っているので、普通のシャーペンとは少し違うお手入れが必要な時もあり、そう考えるとマニュアル(説明書)は必要なのです。。
実際に使ってみると、全体にうまく金属を使っており、重心とともに書きやすいです。
色もマットなブラックを使っており、質感も高くなっています。
ただし、気になる点は先述の通り基本 芯をパイプで守っているため、少し立たせ気味に持って書かないとパイプが紙にこすれて文字がかすれます。そしてガリガリします。
これは持病といえるものなのでしかたないのですが、今までのプレスマンなどと比べると少しストレスに感じる部分もあります。
このように、便利な反面気になる点もある、それがネロです。
まぁ今回私の使っているのは0.2mmという極細なのでこれを0.5mmなどにするとまた変わるかもしれません。
⑥S20 (パイロット)
木製のシャーペンです。
製図用の書きやすさと、使うほどに温かみを感じて自分色に染まる木のぬくもりを持ったペンです。
感じとしては三菱鉛筆の「ピュアモルト」シリーズに近い感じですかね。
買った当初はあまり注目される存在ではなかったようですが、最近になって注目されだしたらしく、あちこちでコーナーが組まれて売り出しているところを見ます。
持ってみるとすべすべしており、すごく木を感じられます。
軸は細目ですが重心のバランスはよく、とても書きやすいです。
製図用と同じ長い先端パイプをつかっているので安定感もあります。
金属も部分的にうまく使われており、高級感もあります。
これに関しては特にデメリットは見つかりません。
強いてあげるなら地味なことくらいでしょうか。
軸の木の種類・色によって雰囲気が大きく変わりますので、お気に入りの一本を見つけてみてください。
素敵な一本になりますよ!
⑦スマッシュ 0.5mm(ぺんてる)
製図用シャーペンはたくさんあります。
先端のパイプ部分が長く、書いている線や文字が見えやすいため製図用と呼ばれていますが、その中でもガシガシ書いても大丈夫なのがこのスマッシュ。
大体のシャーペンは先端部分が別部品になっており、力を入れて書いたときに剛性が気になるのですが、こいつは先端部分とグリップ部分が一体になっています。
そのため、力を入れてガシガシ書いてもびくともしません。
安心して書き続けられます。
しかもこの剛性は耐久力にも自信があります。
実は写真のスマッシュは2本目になりますが、1本目は中学の頃に買ったものになります。
それが20年以上を経過した今も現役で机の上で活躍しております!
そういった意味ではほぼ一生モノといっても過言ではありません。
デザインも独特ですが飽きが来ず、ながーく愛用できるシャーペンといえます!
⑧MONO Graphシリーズ
これについてはDr.GRIPシリーズ同様、以前の記事にて書いておりますので、ぜひともそちらを読んでいただきたいです!
プロ仕様から軽く使えるものまで、豊富な種類で使い方に応じた一本がこのシリーズだけで探せます。
また、モノ消しゴムと同じデザインはついついペンケースの中身をこれだけで統一したくなってしまいます!
⑨カランダッシュ849(カランダッシュ)
カランダッシュはスイスのメーカーです。
ちょっとでも筆記具の好きな方はよくご存じだと思いますが、エンピツや色エンピツなど、画材にも力を入れているメーカーです。
ヨーロッパのモノって、車やバイクもそうですがデザインも質実剛健ながらこだわりもあって、とてもきれいだと思いませんか?
この849もそうだと思います。
カランダッシュを代表するモデルで、このペンシルの他ボールペンやローラーボール、万年筆とこのシリーズだけでほぼすべての筆記具カテゴリーを制覇するラインナップを誇ります。
その上、カラフルな色と様々な限定デザインなど、コレクターズアイテムとしても優秀です。
シンプルイズベストを地で行っており、鉛筆とほぼ同じ径に六角形の形と合わせてまったく違和感なく使えます。
この849、実は数あるシャーペンの中でもトップクラスにシンプルです。
見た目でわかるって? いやいや、部品の話です。
分解してみるとわかりますが、実は3つのパーツしか使っていません。
先述のスマッシュと同様、先端パイプ部とボディは一体化しており、非常に安定した書き味を楽しめます。
このシンプルさと相まって、気が付くと使っている、そんな一本になります。
結論
さぁ、ここまで約10本のシャーペンをレビューしてきました。
すっかり長くなってしまい、すみません・・。ついつい熱くなってしまいました・・。
ではこれからは結論を申し上げたいと思います!!
・書き味部門
エンピツシャープ(コクヨ)
芯・ボディでこれだけのレパートリー、鉛筆のように気軽に使え、大人から子供まで「黒鉛」を味わいつくせるシャーペンはこれ以外にはそんなにないのではないでしょうか!?
・コスパ部門
プレスマン(プラチナ)
これも一択ではないでしょうか。
この価格、この信頼性。
「書く」ことをストレスにしない出来はさすがロングセラー。・・と思います。
・デザイン部門
悩みます。
一部質実剛健なものもありますが、どれもこだわりのデザイン・・。
一つ選ぶとすれば・・・
カランダッシュ849を推します!!
・・いや、やっぱりシンプルやけどきれいですよ。
・総合
シャーペンは実用的なものですから、書き味・長く使える安心感に加え、デザインや高級感もあれば申し分ありません。
・・となれば、これしかないでしょう!!
カランダッシュ849!!
私は総合点でこれを推したいです。
シンプルなので飽きがこず、シンプルなので頑丈。
書くことをしっかり考えたメーカーの作る作品なので書き味も申し分なし。
胸ポケットにも入れやすい大きさ。
一度手に取って紙に書いてみてください。
思わずにまっとしてしまいますよ・・?
最後に
長々とありがとうございました。
自分でも書いていて思っていた以上に興奮してしまい、まさかの二部構成になってしまいました。
最後に、せっかくですので芯の太さのイメージをしていただけるように比較をしてみました。
0.2mm~0.9mmまで、順に並べてみました。
日本でスタンダードなのは0.5です。
まぁ悪くはないと思うのですが、面白みは欠けます。
「シャープペンシル」を堪能するなら細字、「黒鉛の書き味」を楽しむなら太字。
そのバランスがいいのはやはり0.7くらいじゃないかな、と個人的には思います。
今はかなりたくさんの種類が選べます。
せっかくなので、いろんな芯を試してみていただいて、お気に入りを見つけていただければと思います。
突き詰めていくと「鉛筆」が実は一番いいんじゃないか・・?という結論も・・。
そんな方にはこんなのもありますよ・・。
↓VOL.1はこちら
コメント