限定生産・スケルトン(透明)・ブレンとの出会い
おおきにです、Hikkyです!
今年に入って早くも四分の一が過ぎてしまいましたが・・
久々に衝動買いしてしまいました!
それはこの・・・ゼブラ・ブレンです!
ブレンについては、過去に「滑らかボールペン選手権」という記事にて触れさせていただいていますが、ゼブラの誇る滑らか油性ボールペン、エマルジョンインクを搭載した万人におすすめのボールペンです。
それの限定バージョンとして、この透明(スケルトン)カラーが発売されていました!
スケルトンカラー
そう、私スケルトンカラーには目がありません。
万年筆にはなりますが、「パイロット・カクノ」「ラミー・サファリ」「パイロット・ライティブ」など、様々な透明軸をもっています。
話はそれますが、なぜスケルトンカラーが好きなのかと申しますと、ズバリ「中が見えるから」です!
なにを当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、この「中が見える」というのは文具好きのヘンタイさんにとっては非常に重要です。
例えばですが、万年筆で見てみると、万年筆は自分の好きなインクを入れることができるのが楽しみの一つです。
そんなお気に入りのインクが吸入される様から実際に入っている様をじっくり見れるのは透明軸ならではの魅力です。
もちろん、インクの残量の確認もしやすいですし、毎回違うインクを入れるたびに新鮮な気分になれます。
また、コンバーター(吸引器)のメカメカしさが見えるのもたまりません。
これは機械式の腕時計が好きな人が透明盤を好み、メカメカしさを楽しむのと似ているかもしれませんね♪
つまり、見て楽しく、飽きがこないのがスケルトンボディの魅力なのです!!
スケルトンボディのブレン
そんな中、いつもと違う某T書店に行ったときに発見したのがこれです。
何気なく通っていたら目につきました。
「げ、限定の透明軸だと・・・」
手に取ってからは早かったです。
今回の透明軸、ノック部分のパーツの色が3種類あり、どれにするかかんがえましたが、正直どれをとってもいまいち違いは分かりにくかったです。
強いて言うなら黒の方がはっきりわかりますが、グレーと白は本当に分かりにくいです。
なので、どれを選んでも問題ないと思います。
それよりも、透明軸になることでブレンの真骨頂である、先端のブレない機構がはっきり見えて、そっちの方がよっぽど面白いのではないか、と思います。
ブレンとは
ここで簡単にブレンとは何者なのか、おさらいしておこうと思います。
ブレンは、ゼブラさんの低粘度油性インクであるエマルジョンインクを使った油性ボールペンです。
低価格でシンプルなつくりとなっており、もし無くしてしまっても何とかできる実用的なボールペンとなっており、そのシンプルさからノベルティとしてもつかわれることも多いです。
そういった人を選ばない基本性能に加え、オリジナルの機構を施すことでオフィスの女性たちの心をグッとつかみ、一躍ヒット商品の仲間入りを果たしたモデルです。
そのオリジナル機構というのが、名前の由来にもなっている「ブレない」システムです。
今回の限定のクリアカラーではっきりと確認できるのですが、ペン先に金属パーツを入れて低重心化することと、ペン先の先端をホールドするチップを配置することで、ペンをブレさせず、安定した筆記を続けることができるようにしてあります。
正直、コストをかけた高級ボールペンになってくるとこれも割とスタンダードな考え方になるのですが、この価格帯でここまで凝ったペンは正直ありません。
過去の記事で触れた「フリクションボール・ZONE」も同様の考え方で、内部にブレさせないパーツをいれることで安定した筆記ができるようにしてありますが、オリジナルとなる考え方はこのブレンだと思います。
当時、開発秘話を語っておられた記事を見たのですが、確か女性の方が企画されたように記憶しています。
低価格なペンは使いやすいがその反面、軽すぎることと筆記時にペン先が安定しないため、長く書き物をしていると疲れやすい傾向にあります。
ブレンはそこに目をつけ、その部分だけでも解消すれば一気に高級感がまし、使いやすくて愛着のあるペンができるのではないかと思われたそうです。
ペン先のブレって、紙にペンを押し付けた状態でグラグラ動かすとよくわかりますが、意外としっかりしたものって少ないです。
ここが解消されるだけでペンの高級感と筆記のストレスが一気に軽減するという、とてもユニークな発想に驚かされました。
それほどのモデルがこのブレンなのです。
そして先述のように、当然ながら大ヒットしました(^ ^
実筆 ~Review~
ブレンの書き味については過去の記事でも触れさせていただきましたが、なんといってもその安定感は価格を鑑みると感嘆するばかりです。
この商品を企画した方は本当にさすがやな、と思います。
先端のブレをなくすだけでこんなにも安定感があるとは。。
また、さらに付け足すならば「高級感のあるペン」の印象を受けるとは。。
少し書いただけでも他の100円前後のペンと比べて「何か書きやすい」がわかっていただけると思いますが、長く使うことでよりそれが実感できます。
すごく安直なレビューになってしまうのがとても口惜しいですが、これは「実際に体感してみて!」が一番言いたいです。
そのブレンならではの書き味とその書き味を実現するオリジナル機構が見えるなんて、素敵ではありませんか!
結末
ブレンは低粘度エマルジョンインクならではのスムーズなペン滑りとオリジナル機構ならではの安定感で高級ペンをイメージさせる書き味を実現したコスパに優れたボールペンです。
商品のヒットを受けて、3色ペンなどの複合ペン(ブレン2+1)なども出ており、さらには最近では流行りの「スモーキーカラー」なども出ており、実用性とオシャレさを両立したペンになっています。
ターゲットはオフィスの女性だそうですが、確かにピンポイントでしっかり狙えていますし、そこだけではなく幅広い年代の女子ウケもいいです。
また、色をシックにすれば軸の太さと合わせて男性にもぴったりです。
このように、「なるべく低価格でしっかり書けるサラサラボールペン」かつ「オシャレなペン」を求めている方にはまさしくベストバイなのではないでしょうか。
それでいてスケルトン・・
たまりませんね!
ぜひ手に取ってみてください。
「限定」と書いてありますので、今しかありませんよ~~!!
✔2023年8月追記
最近になって、「透明ブレン」に新作が加わりました。
今までは透明軸一色でしたが、今回の透明軸は全六色の「くすみカラー」になっています!!
限定であることに変わりはありませんが、白透明一色で、きれいで新鮮でしたが、今回のカラーは六色もあるため、自分の好きな色を選べ、一層個性的になっています♪
ただ、手に取った直感でいうと、もう少し色が濃くてもよかったのでは?と思ってしまいました。
最近はやりのくすみカラーにした、というのはわかりますが、透明にした分どっちつかずになってしまっていて、透明の良さとスモーキーカラーの良さ両方が薄まってしまっているように感じました。
くすみカラーを非常にうまく使っていると思うおしゃれなペンとしては、「MONOグラフ」を推します。
そのため、第一弾の透明軸を買いそびれ、新たにブレンを探している方は今回の第二弾の透明軸はいい選択肢になると思いますが、私のように既に持っている人が買い替える・追加するほどかといわれると、そうではない気がします。
そんなブレン限定・第二弾でした!!
PS・ブレンの複合ペンで透明軸出てくれへんかなぁ・・。
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