おおきにです、Hikkyです！
先日、いつものように近所のロフトさんに遊びに行っていたら、なんとブレンにみたことのない新型がおかれているではありませんか。
ということで、さっそくどんなものか、試してみました。
従来のブレンや、記事中にある「ブレンシステム」とはなんぞや？という解説については、こちらの記事を参照いただくとしまして・・。
今回もどうぞよろしくお願いいたします！
↓今回紹介するのはコチラ
How about buren “U” （ブレン・ユー）
今回のブレンは、パーツを金属にしたり、重心バランスを整えて、より長く使えるようにした「高級バージョン」だと思っています。
ゼブラさんによると、ブレン”U”のU（ユー）はユーザビリティのユーだそうで、より人が使うことに寄り添ったペンになったそうです。
今までの従来型（以降、ノーマルと書きます）に比べ、変わったなと思う点は以下の点になります。
✔クリップ、ペン先が金属に！
✔クリップがバインダークリップに！
✔新型「S油性インク」搭載！
✔スマートなボディでビジネスユースや、はさんでもすっきり！
✔ブレンシステムは健在！
簡単に触れていきますね。
まず、クリップが金属製のバインダークリップ（指で広げて挟み込むタイプ）になっています。
これにより、ノートや胸ポケットなど、どこかに挟む際も非常にやりやすくなっており、さらには金属を使うことで、高級さもありつつ、耐久性にも考慮されています。
また、クリップを広げるために触る部分は、金属ではなくボディ同色のプラスチックパーツになっているあたり、柔らかさも忘れておらず好感が持てます♪
あと、実はこのクリップ部を上からみると、非常にスリムに設計されていて、クリップ部がさらに薄くなっていることから、はさんだ時にも出っ張りが少なく、スマートになるようになっています。
ブレンといえば、ノーマルや複合ペンで、”上から見ると楕円形”になっているユニークなデザインが有名ですが、Uもそのイメージに近づくように少し楕円になっています。
次に、金属パーツといえば、一番目を引くのがペン先部分になります。
ノーマルブレンはすべてがプラスチックでできており、グリップ部分と一体化しておりました。
それに対し、今回のUは、グリップ部分とは独立した金属パーツになっています。
（この部分に後述の「ブレンシステム」の核が搭載されています）
また、グリップ部分と金属ペン先の間は透明のプラスチックリングでデザインされており、グリップ部からごく自然にペン先まで伸びていて、すっきりしています。
ペン先が金属ということは、この部分が重いということで、つまり重心も下の方にきており、非常に安定して筆記することができます。
そして最後に、新型インク。
ゼブラさんHPでは、「S油性インクを搭載～」とあります。
従来、ノーマルブレンでは、ゼブラの半油性インク、「エマルジョンインク」を搭載しており、もともとから濃く、滑らかに書けることでも定評がありました。
ただし、エマルジョンインクは油性と水性のいいとこどりでありながら、ゲルインクのように、インクの減りが少し早いという気になる点もありました。
今回のユーは、新開発の油性インクを搭載しており、個人的にはジェットストリームに匹敵するレベルの書きやすさと濃さを両立しているように感じます。
また、油性インクなので、ノーマルの気になる、インクの持ちも神経質にならなくてもよさそうです。
ただし、レフィールの形は同じなので、ノーマルの書き味の方が好みであれば、入れ替えることは可能です。
（正直、入れ替えてもわからないレベルの完成度ですが・・）
まとめ
以上のことから、今回のユーは、最近流行りの？上級バージョンだと思います。
同じく上級バージョンといえば、過去にも書いた、サクラクレパスさんのボールサインiDや、三菱鉛筆さんのユニボールワンFがそれに相当しますが、ノーマルよりも少しだけお値段を追加することで、より使いやすく、より高級感がある、所有欲を満たしてくれる筆記具が手にできます。
そういった意味で、今回のブレンUは非常に完成度の高い一本だと思います。
欲を言うならば、クリップ部分も薄く、エッジが効いているため、手や爪が削れないか心配であったりということもありますが、それ以上に使いやすく、ストレスのないペンになっています。
最後に、ユーのノーマル比で「いいところ」だけまとめておきます。
- バインダークリップが挟みやすく、使いやすい
- 金属クリップ
- ペン先が金属で重心が下がっており、疲れにくい
- よりスレンダーですっきりボディ
- 新開発インク
ユーの書きやすさ・ストレスの少なさを実感できる、縦書き用のPOPが店舗にはありますので、ぜひとも試してみてください！
面白い試みだと思います♪
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