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どんどんハマるインク沼・・! 万年筆用インクの魅力

筆記具

おおきにです、Hikkyです・・

今月はやばいくらいコストを費やしています・・
少し貯めていたお小遣いも減ってきました(> <)

さて、そんな中、今回は何を買ったかというと・・・

「万年筆用インク」です!!

今回は、購入に至った経緯と、何を買ったか、そして実際の色合いはどうかなどをつらつら書かせて
いただこうと思います。

万年筆自体については、こちらの記事をご覧いただくとしまして・・

今回もお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

↓今回紹介するものの一部…はコチラ

インクを買うまで

私が万年筆を手にしたのは約10年ほど前ですか・・
ウォーターマンのカレンに一目惚れし、一度くらいこういうのも体験してみよう、と足を踏み入れたのが最初です。

もともと貧乏性でもある私は、なんとなく3万以上するペンを使えなくなっていき、もっとリーズナブルな使い倒せるものを、ということでパイロット・コクーンやカクノに手を出し、どうせならインクの色も変えてみよう、と思い始めたのがすべてのきっかけです。

調べてみたら、まぁたくさんあること!
その中でも、パイロット・色彩雫(イロシズク)シリーズに興味をもってしまったのが、もっと運の尽き。
ハマるまでにさしたる時間はかかりませんでした。

しかも、どれも同じ様に見えて若干違い、とても個性的で、ついついたくさんの色を買ってしまい、私のHPのトップ画面にある画像のようになってしまったわけです。

しかし、インクって「ナマモノ」と言われるのをご存知ですか?
開封から酸化や水分が失われていくので、だいたい3年くらいで使いきるのが理想とされています。

持っているインクの分くらいのペンはあるので、いれることはできますが、日頃PCが仕事のメインツールになっている私、そうそうインクを使う機会はありません。

そうこうしている間に、固まってしまい、つけペンくらいにしか使えなくなってしまいました。

いっぺんになくなってしまったため、いれるものがなくなった私は、次に何かないかな、と探す日々が続きました。

家の近くでも色々探しましたが、運命の一品にはなかなか出会えず・・。

そんな中、たまたま岡山県に行くことがありまして、その近辺で大きな文具屋さんがないかを調べたところ、ありました!
有名な(多分)お店が!!

その名も「うさぎや 倉敷店」さん!!

そしてお伺いさせていただいたところ、本当に最大級の大きさで、とてもいろんな種類の文具がたくさん置いてあり、非常に興奮しました。

何より興奮したのが、万年筆インクの豊富さ!

一面(1コーナー)まるごとインクコーナーになっており、よりどりみどりです。。

↑コーナーも一部 これに加え、さらにおいてあります

「試筆できます」のPOPに惹かれ、お願いしたところ、非常に快く、実に20種類以上のインクを試させていただき、
店員のお姉様のおすすめも気に入ってしまい、「うさぎやオリジナルインク」を予想以上に買ってしまったのでした・・。
(店員さん、その節は本当にお世話になりました。とても楽しませていただきました!!)

↑大量の試筆をさせていただいているところ とても知識も豊富で、非常に楽しい時間でした!

万年筆インクの種類とその魅力

ここで、スタンダードな知識を、おさらいしておきます。

万年筆のインクには、大きく分けて「染料」「顔料」「古典」の3種類があります。
それぞれに特徴があり、以下に簡単に記します。

【染料インク】


 ・万年筆インクのスタンダード
  ◎水に溶けるため、お手入れしやすく、カラーバリエーションも豊富
  ✕耐水性が低く、滲みやすい。
   また、他の物に比べ、光の影響を受けやすく、長期保存すると変色することがある

【顔料インク】


・特殊な微粒子を配合し、水に強くし、色の耐久性も上げたもの
  ◎水に強く、耐久性もあるため、しっかりした書き味を楽しめる
   また、長期保存にも適している
  ✕水に溶けにくいため、万年筆の中でインクが乾いてしまうと、ペン先が詰まることがある
   細かなメンテナンスが必要で、どちらかというと中・上級者向け
   カラーバリエーションが少なく、黒系かブルーブラックなどの濃い色がメイン

【古典】


 ・昔ながらのインク
  ◎鉄成分を含むため、耐水性・耐光性に優れ、長期保存が可
   成分が化学変化を起こすため、書いた色が黒っぽく変色していき、変化を楽しめる
  ✕鉄成分が万年筆本体の中で腐食を起こす可能性があるため、こまめなメンテナンスが必要
   最近では作られているところが少なく、入手困難&バリエーションが少ない

このように、それぞれ特徴がありますが、扱いやすく、現代の使い方にあっていて一般的なのは「染料インク」だと思います。
水性であることを利用し、絵の具のように使うツワモノ様もいらっしゃるので、純粋に色を楽しめますよ!

今回Getしたもの

↑うさぎやさんオリジナルインクたち
↑パイロット・色彩雫シリーズ最新作、六花 -Rikka-

今回+直近で私が購入したのは、以下の5点です。
いずれも15mlのコンパクト瓶で、大型瓶に比べてコスパには劣りますが、たくさん買ってもしっかり使い切れる容量なのが◎です!
(先述のように、使い切れず、固まってしまってももったいない&万年筆にも悪いですしね・・)

 【うさぎや特製インク】
  ・倉敷川の小景(ターコイズ系)
  ・鬼ノ城の赤鬼(茶色っぽい赤色)
  ・美星の夜空(黒系の紫)
  ・瀬戸内シーグリーン(青系の深い緑

 【パイロット・色彩雫】
  ・六花 -Rikka- (新作・黒系の青)

いずれも、実際にかいてみて、一目惚れしたものばかりです。

元々、イロシズクシリーズの「月夜」や「松露」が好きで、それに代わる青系インクを探していた私。
それを中心に色々試筆させていただいている中で、「夜空」と「シーグリーン」はすぐに決まったのですが、「倉敷川」も捨てきれず、どうしようか考えているなかで、店員のお姉様のおすすめで「赤鬼」をかいてみたところ、なんとも素敵な色・・!

ついつい、結局買ってしまいました。。

「六花」は、イロシズクシリーズの新作の中で、「蒼天」などよりも黒く、「月夜」よりも青い絶妙さが気に入り、こちらも即決でした。

実際に書いてみた+シメ

↑いずれも、ガラスペン・つけペン(イロウツシ)で書いてみました

実際にかいてみた画像はこちらです。

うまく表現できず、申し訳ないですが、いずれもインクの濃淡がはっきり見れ、とてもおしゃれです。

一言で「青」といっても、黒っぽい青もあれば、ターコイズ系の青もあり、とても多種多様です。
その中でも、こういったオリジナルインクは、コンセプトがはっきりしていて、それを思い浮かべながらその色を見てみると、非常に感慨深く、楽しくなります

そういったことから、オリジナルインクはイイ!!

今回、初めてうさぎやさんオリジナルインクを使ったわけですが、ちょっとインクが濃いのか、インクフローが渋めである、セーラー・プロムナード君(絶版)では少しインク出が悪いように感じました。

その分、インクフローの素晴らしい(?)パイロット・ライティブ君だと、しっかり濃淡が楽しめました。

このように、万年筆によっても相性はあると思いますが、しっかりと「色」を楽しめます♪

今回のように、実際に書かせてもらうと、よりインクの色がよくわかり、イメージと違うといったことが少なく、手にしてから非常に愛着が湧きます。

ペンにも言えますが、実際に書いてみるとよく違いがわかります。
しかしながら、試筆をさせていただけるところはほぼないと思いますが、とてもありがたいです。

インクに関してはある程度直観に頼る必要もありますが、どんな色であれ、使っているうちにきっときにいってくるでしょう。

そういうことを繰り返していると、「もっとこんな色が・・」「こんな色やったらどないやろ?」と思い出したらさぁ、あなたもインク沼に・・。

P.S

試筆した中で、これも買っとけばよかった・・と思うもの、それは「ままかり(ラメ入り)」「オリーブ」です。

これらは今度行ったときに買おうと思っています。

さらに、そうこうしている間に、もう一つ気になっていたもの、それは・・「顔料インク」です。

それについては次回の記事を参照下さい・・!!

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