おおきにです、Hikkyです!
2月は暑かったくらいなのに、3月になって再び寒くなり・・
何か季節がいろいろ変わって、毎年騒がれている「異常気象」を嫌でも意識してしまうような気候の今日このごろですが・・
先日、ロフトさんで、最近巷で話題?の文具が見つかりましたので、せっかくなので手にしてみました。
シャーペンブームを受けて復活したゼブラさんの「ノックペンシル」がそれです!!
果たして、これはいかなるものなのか、書いていきたいと思います。
今回もよろしくお願いします!!
What’s ”Knock Pencil”??
今回の「ノックペンシル」は、過去、昭和の時代に生産されていたものの「現代版リバイバル」になります。
最近では、平成の時代に人気になったものが、一周まわって再び人気になってきていますが、それとおなじようなものでしょうか。
メーカーさんの言葉によると、鉛筆が主流の1980年代に発売され、その低価格とノックで書き続けられるシャーペンの利便性でたちまち人気になったそうです。
しかしながら、デジタル化が進むにあたり、段々と高級志向になっていき、シンプルな筆記具は注目されなくなっていきました。
その結果、ノックペンシルはとうとう2001年に製造中止となりました。
手に入らなくなると、欲しくなるのが人の性。
低価格で使い方を選ばず、筆記具として使いやすいノックペンシルは支持者も多く、方方で再生産を望まれていました。
以前の記事で書いた「プレスマン」が人気なのと同じですかね。。
そして時は流れ現代。。
うってかわって、デジタルが当たり前のこの時代に、手書きが再び見直され、そんな中でも特徴的で便利なものが注目・ヒットするようになりました。
そんな現代に一石を投じるべく、現代版にブラッシュアップしてリバイバルしたのが今回のノックペンシルです!
さぁ、どういった点が特徴的で便利なのか、見ていってみましょう!!
全体的な特徴
ノックペンシルの一番の魅力といえば、やはり「シンプル」に限ると思います。
全体的なフォルムは一見すると普通のシャーペンであり、特筆する点はありません。
しかし、よくよく見るとリバイバルするにあたり、実はかなり考えて、作られています。
詳細な特徴は以下に記しますが、復刻するにあたり、基本は「片手ですべて完結する」ことを目標に設計されているそうです。
どういうことかというと、現代において、筆記具は日常的に使われていますが、パソコンやタブレットと併用する機会が昔に比べると増えたことで、今まで以上に利き手で完結できる操作が求められています。
そこにあわせて、「芯を出す」「書く」「消す」といった基本的な操作を片手で完結させることで、スピーディかつスムーズな使い勝手を両立させた、という設計になっているそうです。
かくいう私も、過去の記事で書いたように、左手でマウス操作を行い、右手でメモを取ったりしますが、そんなシーンで特にその便利さを感じます。
この価格でそれができるのはとても感心します!
見てみて!!① ~鉛筆のような外観~
ノックペンシルは、「ペンシル」の名の通り、鉛筆型の6角形をしています。
実際に握ってみた感じとしましては、非常に握りやすく、やはり6角形は理にかなっているな、と感じます。
特に今回のノックペンシルは、少し鉛筆より太めになっているので、大柄な男性でも気にせず握ることができます。
更には全体的にフラットで、握る場所を選ばないので、ぱっと持ってぱっと書くことができます。
これはツールとしてみると非常に重要なファクターであり、使い勝手の良さを象徴していて、愛着が持てます。
見てみて!!② ~シャカシャカ(フリシャ)機能~
シャーペンの芯を出す際、大抵は先端部分をノックして芯を出します。
一般的な大きさのペンの場合、ノックする際は持ち直さないといけません。
しかしながら、このペンシルは、本体を縦に振ることで芯が出せます。
これをメーカーさんは「フリシャ機能」と呼んでいますが、あると非常に便利な機能です。
クリアボディだとよく分かるのですが、中におもりのようなものが入っていて、それが動くことで芯が出る仕組みのため、
少し重くなるのが欠点ですが、これがあることで「片手で完結する」というコンセプトが実現できています。
見てみて!!③ ~回転繰り出し式消しゴム~
たいてい、シャーペンには先端のノック部分に消しゴムがついています。
まぁこの消しゴムが、あると便利なのは確かながら、消えないことで有名なのであり、ストレスになることが多いのですが・・。
(それを解消して、ヒットしたのが「MONO」シリーズです)
使う際はキャップを外し、消して、再びキャップを戻そうと思うとキャップがなく・・という負のスパイラルに陥ることがあります。
そんな中でも、今回のノックペンシルはストレスなく使えます。
というのも、片手で回して簡単に出せるキャップレスの消しゴムがついているのです!
また、回しやすいように少し出っ張りもあり、片手で書きながら、使う際は少し持ち変えるだけで繰り出せ、使うことができます。
さらには大きめのサイズを採用していることもあり、使い勝手にも優れています。
↓<参考>替え消しゴムはこれかと思われます
トータル
見た目もシンプルで、価格もリーズナブル。
「これで十分」と思える方には、「これがいい」と思わせるほどよく考えられた逸品です。
まさしくネーミングの通り、「ペンシル」を地で行く、とてもつかいやすいツールとなっています。
昭和の時代も、そのシンプルなツールが受けて人気になっていたそうですが、本当に必要なものだけをシンプルに使う、現代にピッタリのものになっていると思います。
いろいろなカラーもありますが、特に今回のクリアカラーはシャカシャカ機能も確認することができ、ユニークに仕上がっていると思います。
お金を出せばいいものが買えるのは当たり前ですが、少ない費用で満足できるものを手にするのは難しく、だからこそ手にできた時は満足感があります。
そんなまさしく「コスパの塊」がこの現代版ノックペンシルではないでしょうか。
長時間しっかり書き込む際は、重量バランスも考えられた高級ペンもいいと思いますが、鉛筆のように気軽に使って、軽くメモを取る・・そんな使い方にはこういった選択肢も大いにありだと言えます。
是非一度、新たなお供に悩んだ際は、手にしてみてください♪
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