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【サンスター・メタシル】「芯まで金属」の画期的鉛筆!今までの常識を覆す鉛筆の革命児の使い勝手やいかに!?

筆記具

おおきにです、Hikkyです。

今日は先日から話題沸騰で、一時期「予約停止」にまでなっていた話題の鉛筆がやっと届きましたので、さっそくレビューをしてみたいと思います!!

メタシルとの出会い

「芯まで金属。なのに書ける消せる」

この謎のキーフレーズを初めて発見したのは割と最近のことでした。

某雑誌を読んでいる最中、たまたま隅っこほんの少しだけ掲載されていた、メタシルの記事。

それを見た瞬間、昔PININFARINA CAMBINO【ピニンファリーナ・キャンビーノ】という、かのレオナルド・ダヴィンチも使っていたという金属ペンを思い出しました

先端が合金で出来ており、紙と摩擦する際に瞬間的に酸化させ、筆跡となって残すという仕組みになっていて、まるで芯の硬い鉛筆で書いたかのような筆跡を残す、半永久的に使えるペンと言われています

↑ナプキン・キャンビーノ 

ただし、これは鉛筆のような筆跡を残すだけで鉛筆のように黒鉛で書いているわけではないので、もちろん消しゴムでは消せません

しかも本体はいい値段がします。

それに対し、今回のメタシルは・・・

「価格が安い!!」
「黒鉛も使っているので消しゴムで消せる!!」
「形も慣れ親しんだ”鉛筆”!!」

気にいる点は多数あります。

ということで、さっそくネット購入の手配です。

しかぁし!!

どのサイトを見ても「予約販売停止中」とのことばかり。

どうやらあまりに話題沸騰・人気のため、生産が追い付かず一時受注中止になったようですね。

今のクルマと同じじゃないですか。。

それでも根気よくググりつづけ、ようやく某サイトにて予約が確定し、それがつい先日届いたのです!!

ウキウキしながらさっそく開けてみました!!

開封の儀 ~ 実筆

パッケージは表を見た瞬間からメタルペンシルの面白さが飛び込んできます。
もはやこの時点で期待度が高まります!

裏面に目をやると、メタルペンシルとはなんぞや?から始まり、このメタシルの特徴でもある、「全身金属」「消しゴムで消せる」「最長16kmも削らず書ける」が書かれています。

ここで、一つ。
16kmって、実際にはどれだけ書けるのか??という点。

一般的なシャープペンシルの芯(0.5mm、60cm)を全て筆記に使ったとして、書ける距離というのは約240Mと言われています。

つまり、シャーペンの芯約66本分といえます。

シャーペンの芯、パイロット・ネオックスグラファイト0.5mmは40本で200円(税抜)です。つまり、一本は5円。
66本分だと330円。

・・ん?
メタシルの方が高いじゃないですか・・。

まぁいいや、唯一無二の存在で、かつ削ったり補充したりといった手間がかからないと思って付加価値を加味すれば安い買い物・・のはず。

そしていよいよ開封します!

開けて机の上にメタシルが出てきた瞬間、響く金属音。

「ゴトッ・・ガラガラ」

この音がすでに金属であることを何よりも痛感させてくれます。

持ってみた感想も、率直に言って、重い!!です。
形こそ鉛筆そのものですが、冷たい感触と合わせて金属だと分かります。

↑ペン先が黒くなっており、ここが金属と黒鉛の混ざった部分となっている

ボディは白を選びましたが、先端の黒い部分が芯になっているらしく、ここを指でサワサワしていると手が汚れました(爆)

そして紙を用意し、書いてみます。

うーむ、思っていたよりも薄い。。

「2H相当」とは書いてありましたが、それを踏まえてもこんなに薄かったかな・・?
紙によっては書いてあることが読みづらくなるかもしれません。

ただし、書いている感触や書かれた文字は申し分なく「鉛筆」です!

そして当たり前ですが、グリグリ書いたくらいでは先端の芯の減りは感じられません。

そして、実際に書いた文字を消してみます。

消えた!!

先述のキャンビーノは消せないので、それだけでもすげー!と思います。

このように、ちょっと癖のある一品だということが分かりました。

結論 ~長所と短所~

長所

・書き味・書いた文字は完全に鉛筆
・消しゴムで消せるので、鉛筆のように使える
・かなりの文字量を特に手を加えることなく書き続けられる
・面白い、ネタになる

短所

・重い
・意外と手が汚れる
・色が薄い
・実はあまりコスパがよろしくない

まとめると、このようにちょっと癖のあるモデルだというのが印象です。

ただし、手書きする際の筆記具にこだわりを持つ人が増えてきている近代、こういったペンは未来を感じさせてくれ、変態心をしっかりとくすぐってくれます。

どうせほとんどデジタル入力が主力でアナログ文具はサブになってきているこの世の中なのですから、使うのであれば万年筆であったり、こういった個性的な筆記具を使った方が面白いと思います。

白以外にも色んなボディカラーがありますので、お好きな色を選んでいただき、損得抜きで一度唯一無二なこの金属ペンの世界を味わって見るのもオツだと思いますよ??

個人的に願わくば、三菱鉛筆UNIやファーバーカステルなどとコラボして、あのデザインのメタシルが出てくれたらいいのになぁ、と思うこの頃です。

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