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【モノグラフファイン】モノグラフの最新作は今年最後の大物!! 「いいシャーペン」がほしいならこれ!?

筆記具

おおきにです、Hikkyです。
年末に向けて書き残しているものの一つになります。

今回のものはどちらかというと衝動買いに近かったです。
何気なく売り場で目にして、「こんなのもでたんや~」くらいの軽い気持ちでしたが、
実際に手にとって試筆してみると、「めっちゃ書きやすい!!」と思い、手にしたものになります。

そんな一品が・・・この「モノグラフ・ファイン」です!!

モノグラフ・ファインのこだわり

モノグラフシリーズは、ボールペンもシャーペンもあり、最近では様々なレパートリーが出ておりますが、元々の初代はシャーペンです。

私も過去の記事でも触れたように、「モノグラフ・ワン」「モノグラフ」「モノグラフ・ゼロ」「モノグラフ・ラバーグリップVer.」など、さまざまなMONOを持っています。
これも、「書きやすさ」と「MONO消しと同じストライプデザイン」に惹かれたからに尽きます。

それぞれ、各モデルごとに書きやすさに違いはありますが、シリーズ全体の中で一貫して言えるのは、製図用シャーペンに通じる長いパイプによる、書いている文字の見やすさと安定感に優れていることがあります。
その中でも特に「ZERO」は、グリップもメタルになり、0.3mmの細字がメインになるほど、「精細に書き、精細に消す」ことに特化しています。

今回の「FINE」はそんな製図用シャープゆかりの書きやすさを持ちながらも、さらに「使いやすく」「高級感のある」仕様にしたものになっていました。

✔FINEのこだわり① 素材

まず、素材の本体は金属部分とプラスチック部分に大別できます。
そのうち、金属部分はグリップ部~先端にかけて使われており、書き続けるときの疲労感において重要となる「低重心化」に一役買っています。
軸部分のプラスチックも、決して安っぽくなく、私の手にしたシルバーも落ち着いたマット調の鈍い輝きになっており、高級感があります。

↑全体的に落ち着いた、上質な雰囲気でまとめられている。グリップ部は特殊塗装
↑プラスチックのメインボディに、金属性のグリップ部をドッキング

メタル部分は、TOMBOさんが「ソフトフィール塗装(触感塗料)」とよぶ加工がされており、冷たい金属むき出しではなく、まるでラバーコートされているような、革製品を触っているようななんとも言えないしっとりとしたいい触感を味わえます
しかしながら、冷たい気温の元で触ると冷たいあたり、ちゃんと金属です。
ラバーのように、擦り傷がついたり、ベタつかないのもメリットです。

グリップ部の形はモノグラフシリーズでおなじみの形になっています。

✔FINEのこだわり② 先端までの形状

↑ソフトフィール塗装のされた触り心地のいいグリップ部

詳しくはTOMBOさんのHPにも載っていますが、金属部分はグリップ部より先端まで、なんと4種類もの太さを変えて作られています。

なぜこんなにも凝っているのかというと、「書いている文字が見やすいように」なっているそうです。

少し試して見ましたが、たしかに通常の製図用シャープと比べて、パイプ部が長いことによるメリット以上に、紙面の書いている文字が見やすいように感じます。

また、ぺんてるさんの「スマッシュ」などと同様、グリップ部~パイプ部までを一体成型していることで剛性感が増し、ペン先のガタつきやブレもすくなり、
低重心なことと合わせて非常に書き続けやすくなっています。

↑モノグラフ・ブラザーズ 上からZero、FINE、モノグラフ

せっかくなので、兄弟分?でもある、ゼロや無印モノグラフを並べてみました。
こうしてみてみると、いかに今回のFINEが凝った形であるか、よくわかっていただけると思います。

✔FINEのこだわり③ 消しゴム

↑回して消しゴムを繰り出します

元々、MONOといえば消しゴム。
そしてMONOグラフといえば、その血統を引き継ぐ?ものとして、代々消しゴムにもこだわりを持ってきています。
通常、シャーペンに付属する消しゴムといえば、「とりあえず消えればいい」という”付属品”のものが多く、MONOグラフのように、「消しゴムも主役」(消しゴムだけでもしっかり使える)のものは多くありませんでした
(MONOグラフシリーズはMONOの消しゴムを搭載しています)

今回、FINEになってもそれは変わりません!!
しっかりと精細に書けることを目的としていることもあり、精細に消せるように、細いタイプのMONOが搭載されています。

この細タイプは、同様に精細に書けるMONOグラフのプロ仕様と言われた、「Zero」にも搭載されていたものよりも太いですが、ノーマルのMONOグラフよりも細く、「スタイリッシュでかつ、実用に足る」そんないいとこ取りをした、絶妙な設計になっています

↑消しゴムたち。上から同じく、Zero、FINE、モノグラフ。

しかも、消しゴムとして使うときはノック部分がロックされ、ゴシゴシ消しても芯が出たり引っ込んでしまうなんてことも有りません。

以上のように、「高級シャープらしい高級感」「剛性のしっかりしたブレのない書き味」「しっかり使える消しゴム」と、今までになかった高級感と実用性を兼ね備えた、”外さない”シャープがこのFINEです♪

感想

実際に書いてみると、たしかにブレが少なく、しっかりした書き味です。
今回は0.3mmと0.5mmがありますが、0.3mmをチョイスしました。

今まで0.3に使っていたパイロット製2Bを入れて書きましたが、ドクターグリップや同じMONOグラフのZeroと比べても剛性感があり、芯が折れずに書けます

そして、謳い文句通り、書いている字も見やすく、「なるほど、これはうまく設計されている」と痛感するペンになっています。

肌触りのいいグリップ部も噂通りで、無意味に撫で撫でしてしまう心地よさがあります。
・・とはいえ金属なので、この寒い季節にはほんのり冷たいのは玉に瑕ですが・・。

願わくば・・・

最後に、せっかくなので気になった点も少し上げておきます。
こちらはあくまでも私が個人的に思った部分なので、少しヘンタイ目線になるため、皆様が思われるかは別だということはご了承ください

まずは、「自動芯出し装置」です。

最近、高級シャーペンにおいてトレンドになりつつある、自動芯出し装置。
各社のトップモデルに使われることが多くなってきていますが、今回FINEを高級品として位置づけるのであれば、有ってくれたらよりいいな、と思う装備です。

それか、もしくはパイロットさんの言うところの「フレフレ機能」ですね。
ボディを上下に振ることで芯が出てくる、あれです。
MONOグラフには搭載されており、意外と便利なのです。

この2つは、書き続ける際にあるととても便利なものになります。
安定して書き続けられるFINEだからこそ、書き続けることをサポートしてくれる機能があると便利だなと感じた次第です。

しかし、これらを搭載するにはメカニズムが必要となり、今回のFINEには消しゴムロック機能がついているため、現実的には現時点では難しいでしょうね・・。

最後に


繰り返しになりますが、今回のFINEは「高級感」「ブレのない書き味」「使える消しゴム」と、今までになかった高級感と実用性を兼ね備えた、”外さない”シャープペンです。

デザインが少し地味に見えますが、落ち着いたマットなデザインはビジネスユースにもおすすめで、2023年最後を飾るにふさわしい大物だと思います。

人にも自分にもプレゼントなどで、何にしようか悩んでいるならこのFINEはきっと後悔しない買い物になると思います!
ぜひ、店でディスプレイされている今のうちに手にしてみてください!!

↑気になる方は見てみてください

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