これも気になっていました・・GS02との出会い
おおきにです、Hikkyです!
最近はヘンタイ心をくすぐる、ユニークなものとたくさん出会えて楽しいです(^ ^)
今回記録に残すのも、この「ちょっと珍しい」ゲルインクペンになります。
その名も・・「GS02(ジーエス・ゼロツー)」です!!
これもいつも通っている大垣書店さんで見つけて、気になっていました。
はじめは「なんやこれ?」くらいにしか感じていなかったのですが、二回・三回と目に留まるうちにだんだんと気になる存在に・・
そしてとうとう手に取ってしまいました(> <)
さて、こうしてまた衝動買いしてしまったワケですが・・
何がここまで気になったのでしょうか??
それはズバリ、「形」です。
パッケージにも書いてありますように、ノック部分(上部)は丸軸で、そこからペン先に向けてだんだんと六角軸になっていきます。
またその六角部分に向けて少しずつ太くなっていっており、握ってみると非常にしっくりくるように設計されています。
これだけでも十分に面白いのですが、今回私が目を引いたのは「偏光パールホワイト」というボディカラーです。
ただの白いペンではなく、光の当たり方で少しレインボーな感じに見えて、とてもきれいです。
んん~、うまく表現できなくてすみません(> <)
同じような感じでアルファードという車の「ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャイン」という色がありますが、これもカタログで見るとクリーミーなパールなのですが実際に見ると高級感のあるパールホワイトで・・・・ってすみません、わからないですよねw
つまり、きれいということです!!
あとはパッケージにも書いてありますが、どうやら新開発の「きれいに書けるゲルインク」を採用しているそうです。
また、ニードルポイント(先端が鋭く、針のように伸びていることで書いている部分がよく見え、細字にすることのできるボールペンのこと)になっているため、書いている文字がはっきりとみやすいことも特徴です。
このように、今までになかった、独創的でありながらもしっかりと実用的な、そんなペンがこの「GS02」です。
GSという名を聞くと昭和生まれの方々は、スズキの名作バイク、「GS」を思い浮かべ・・・(以下略)
↓気になる方はご確認ください!
OHTOって? このシリーズ、他にもあるの??
OHTO(オート)さんは日本のペンメーカーです。
最近ではどうしてもジェットストリームの三菱鉛筆さんやかの有名なパイロットさん・プラチナ万年筆さんが特に有名ですが、オートさんも1919年から、とかなりの老舗になります。
その中でも、鉛筆型の木軸ボールペンや、水性インクを採用したボールペン(ローラーボール)を1964年に世界初で開発するなど、さまざまな歴史とともに名を馳せてきたメーカーになります。
今回の商品もそうですが、木軸・鉛筆型のシャープペンシルや太字のシャープペンシル、スリムな3+1複合ペンなど、他にはないちょっとユニークな商品が多く、特に水性ボールペンのレパートリーは他社を大きくしのぐほどで、たいていの文具屋で目に留まると思います。
そんなオートのなかで、「グランドスタンダード」と呼ばれる商品群があります。
世界標準規格リフィルである、「G2」を中芯として採用した、まさしく「スタンダード」となるペンなのですが、そのグランドスタンダードシリーズの新作が今回の「GS02」なのです。
G2規格については、こちらの三菱さんのHPに概要が記載されていますので、気になる方はどうぞ。
これ以外にもGSシリーズには油性ボールペンで「GS01」があります。
こちらもG2規格リフィルを使っていますが、02と違い油性ボールペンであるだけでなく、なんと軸が02とは逆で、ノック部分は六角で先端に向けて丸くなるという作りになっています。
なんともユニーク!!
形はさながらタッチペンのような印象を受けますが、アルミを使ったボディで「Made in JAPAN」を貫いているため、実用的に長くつかえるのではと思います。
今のところ見逃していたのか、お目にかかったことがないため、また見つけ次第手に取ってみたいと思います♪
オート 油性ボールペン GS01 オレンジ GS01-S7-OR
実際に書いてみるとどうなの? 買い??
握ったカンジ
実際に握ってみると、ペン先に向けて六角形になっていくと同時に、少しずつ太くなっています。
「持つ部分は鉛筆型で太く」「手にかかる部分は丸くて細く」なっているため、非常に握りやすい印象を受けます。
また、ボディはアルミを多用し、ペン先と合わせて真鍮をうまく使っているため、重厚感があり、安定して筆記することができます。
疲れやすさを決めるといっても過言ではない重心はペンの中心あたりにあり、違和感は全く感じません。
そして何よりも、偏光パールホワイトのこの色味です。
見る角度で色が変わり、持っていても飽きません!
書いてみての印象
そして新開発したというセラミックローラーのゲルインクは色も濃く、なめらかに書くことができます。
ペン先はニードルポイントになっているため、自分の書いているところがしっかり見えるのでその点も書きやすさを強調してくれています。
中に入っているリフィルは金属製で、交換時も高級感を味わわせてくれます。
(まぁ誰にも見られない部分ではありますが・・)
気になるトコロ
実際に書いていると、気になるところがなくもありません。
それは、まず「ノックが重い」ことです。
内蔵のスプリングが重いとは思わないのですが、芯を出したりしまったりする際のノックが重いです。
印象としては、「がちっ」となる感じ。
ちょっと気合がいります(爆)
あとは、「インクがかすれるときがある」「ニードルポイントが短い」ということですかね。
インクは確かに濃くてしっかりかけるのですが、まだボールが馴染んでないからかもしれませんがどうしても少し引っかかる感じの書き味で、紙にもよりますが少しインクフローの渋い場面がありました。
加えて、ニードルポイントではありますが先端がわりと短いためあまりメリットを生かし切れていない気がします。
しかしこれも長くするとその分安定感が失われるので、非常に難しい点ではあると思いますが・・。
シメ(プラスアルファ情報付き)
ここまで書いてきましたが、唯一無二の形と握りやすさ、スタンダードらしい実用性は◎だと思います。
しかしながら、どうしても、ぺんてる・エナージェルに換装した「サラサグランド」やユニボールワンには少し見劣りしてしまう点もあると感じました。
エナージェルもニードルポイントを採用していますがそのニードル部分は長めでかつインクフローも良好で、滑りもいいためどうしても惜しいなという印象を受けます。
そんなGSですが、スタンダードらしくG2規格を使っているため、様々なリフィールと換装できます。
その中の代表的なのが・・・コレ!!
そう、われらがジェットストリームです。
ジェットストリームの高級バージョン、プライム・シングルに使われているこのリフィルならば、そのままGSに入れることができます。
そうすることでGS02がなんと油性ボールペンに・・!!
ただ、こうするのであれば価格の安い「GS01」を買えばいいですし、そもそもこのリフィルも単価が千円近くで、決してコスパがいいわけではないのが欠点ですかね・・。
このように、質実剛健でありながらも個性的なペン、それがこのGS02です。
人とは違うけどスレていない、外国産のような国産ゲルインクペンを探している方は一度手に取ってみてください。
その握り心地が虜になるかもしれませんよ(^ ^ )
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