サラサにもとうとう極細バージョンが
こんにちは、Hikkyです。
先日に続き、今更シリーズです。
お店で最近、ユニボールワンに続き、サラサを見かける機会が多くなってきました。
サラサはいろんな種類がありましたが、その陳列の中でも私の目を引くモデルがありました。
それが今回の「ナノ」です。
ナノと言われると「いかにも細い字がかけるんちゃうか?」と思いますが、まさしくその通りで、細い字が安定してかつキレイにかけるという、パイロット・ジュースアップをはじめとして他ブランドではあるがサラサブランドとしてはなかったシリーズです。
しかも、細いだけでなく、カラーバリエーションがすごい!!
全32色という、前回のユニボールワンの様に揃えるときれいな絵が描けます!
また、いくつかの色を揃えるだけでも手帳やノートも色鮮やかにキレイにまとめられますね!
最近はボールペンもどんどん繊細になってきており、細字ブームが来ています。
そのトレンドに乗っかるナノシリーズは、「細くてきれいな字を書ける」有力な候補になります!
今回、私はとりあえず1本持ってみようと、気に入っている「ターコイズカラー」を買いました。
買ってから気づいたのですが、ボディの色とインクの色が同じなんですね・・・。
黒かな、と思いながら買って書いてみたらガッツリ ターコイズカラーでした。
まぁこのインク色は愛用のエナージェルでも持っていましたがちょうど使い切っていたので、これを愛用していこうと思います。
サラサシリーズのおさらい
サラサシリーズはゼブラさんのゲルインクボールペンになります。
その名の通り、サラサラと書けるのが特徴で、インク色も豊富にあり、学生から社会人まで人気のシリーズです。
また、特徴的なのはそのクリップ。
ほとんどのシリーズで挟み込み型を採用しており、ノートや手帳、はたまたポケットに挟むのも簡単にできるのが嬉しいポイントです。
シリーズの主な兄弟としては、以下のものがあります。
- サラサクリップ(定番のスタンダードモデル)
- サラサR (スタンダードモデルをベースに、インク色を濃くして、より鮮やかに書けるようにしたモデル。ユニボールワンのライバル?)
- サラサドライ(速乾性のインクを採用したモデル)
- サラサナノ(細字がしっかり書けるモデル)
- サラサ3B(3色ペン。他にもシャーペン付の2+SB、4色のマルチもある)
- サラサグランド(高級バージョン)
こうして挙げてみても結構な数がありますね!
この中でも毎度くどくなりますがサラサグランドは私の一番のお気に入りモデルになります。
サラサRはこの中でも新型ですが、三菱ユニボールワンがあまりにいいのでそれに対抗してきたような感じを受けました。
さらに、お店での陳列を見ていると、「サラサRに替え芯はありません」との記載が・・。
これは推測で申し訳ないのですが、この「R専用の発色の良いインクの替芯」が用意されていないので「ない」ということなんじゃないかな、と思っております。
サラサRかユニボールワンかはお好みによるところでもありますが、正直な感想でいえばユニボールワンの方がインクの発色はいいと感じました。
この辺のお話はこれくらいにさせていただき・・。
実際にサラサナノの感想を書きたいと思います!
実筆
書いた瞬間に思うこと・・
極細なのにカリカリしない!!
「サラサ」の名の通り、サラサラときれいに書けます。
また、先端が金属になっていることで、これまたブレずにしっかりと書くことができます。
重心ももちろん低めで、軽い力で書くことができます。
あと、デザインですがフラットでとてもキレイに作られています。
クリップも白一色ではなく、白の上に透明の部分があり、よく見るとオシャレに作られています。
更にはサラサの特徴でもある、グリップ部分の溝はしっかり再現されており、好きな人からすると「さすが!」と思うところです。
そしてそのデザインを眺めていてふと気づきました。
うるふわクッション!?
これが何か、と調べてみると「力をいれて書いても筆圧を調整し、キレイに書ける」システムだそうです。
試しにちょっと力をいれて書いてみました。
確かにペン先が少し中に引っ込んで、力を逃してくれています!
機能的にはちょうど後端のクリップ部の根本あたりにバネが内蔵されていてそれが力を逃してくれているみたいです。
これって、よくよく考えると以前シャーペンの記事で紹介した「プレスマン」が同じようなシステムを使っていました。
もちろん全く同じではないと思いますが、シンプルながら機能的な、優れたシステムだと思います。
これだけ細いペンで力を入れる人は少ないと思いますが、お子様が使う際はどうしても力が入ってしまうことが多く、紙がガリガリ削れてしまうのですが、そういったことを軽減してくれるのは気がラクです。
これだけの機能を有していながら実売200円前後という、なかなかのコスパを発揮してくれるサラサナノですが、気になった点もあります。
色に関して、先程も触れましたがユニボールワンやサラサRのように「濃く」したインクが多いこともあって少し薄いような印象を受けました。
これが細いからかといえばそれだけではない気がします。
今後、使い込んでいくに当たりボールが程よく削れてこなれてくればもっとインクが出るかもしれません。
PS ちなみに、後日サラサグランドのビンテージカラーやお気に入りのエナージェルにレフィールを変えてみました。
「うるふわクッション」のおかげか、心なしか書き味が違い、快適に書き続けることができました!
この点に関してはサラサグランドとの大きな差かと思います。
軸の重みを生かして力をいれずサラサラ書けるグランドと、強弱をつけてしっかり描くことのできるナノ、同じサラサでもフィーリングがかなり違います。
もっと言うなればノーマルに比べ力を入れてしまっても擦れにくいので、その点も「少し高級」と思えるポイントです。
最終、インクがなくなれば軸としても使えるな、と感じます。
結論
実際に使ってみて思うのですが、最近はこういった低価格でありながら100円のエントリーペンとは違う、「書きやすさ」を重視した個性的なペンが増えてきたと思います。
そしてどれも同じようで絶妙に個性があり、選ぶことが悩むけれども楽しくもあります。
最近のこういった低価格ペンの中では個人的には・・
字を書くならインクの濃さとしっかりした安定感、デザインのシンプルさで先述のユニボールワンF、
絵を書く・ノートや手帳をキレイにまとめるならサラサナノかなと思います。
ビジネスでシックかつ個性的に決めたいならボールサインという選択肢もありますが、なんせそのレフィールがユニボールワンFに入ってしまうので・・。
ついついそう考えてしまいます(> <)
大概の売り場では、テスターのペンがありますのでもし悩まれるようであれば一度実際に書いてみてください。
インクの濃さ、ボディのデザイン、なめらかさ・・・手にとって自分の名前を書くだけで違いがわかると思います。
このように500円以下のワンコインでお釣りの来るペンの中でも、書きやすく優れたペンはたくさんあります。
これだけのレパートリーで選び放題になったのは私のようなマニアにはたまらないです。
そんな世界を、一度は手にとって感じてみていただき、少しでも「ええやん!」と思っていただけたら嬉しいです!
またよろしくお願いします!!
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